九州に初の優勝旗をもたらした学校 (小倉高校)

  • Mr.black
    2013年03月27日 11:16 visibility7057

先日の遠征で2試合観戦したところまで書きました。しかし実は今回の最大の狙いは第三試合にありました。

この日、的場池球場での第三試合は「小倉ー京都戦」。


小倉高校・・・・・高校野球史に燦然と輝く名門中の名門高校です。

1947年(昭和22年)の夏の第29回大会で優勝。深紅の優勝旗が初めて関門海峡を渡って九州の地にもたらされたのです。

翌30回大会も優勝して夏2連覇を達成。しかもこの連覇には特別な意味がありました。第29回大会は「中等学校」制度の最後の大会。そして第30回大会は学制改革で「高等学校」となった最初の大会なのです。

この時代の転換期に連覇したという貴重な歴史を持つ学校なのです。

 

 

 


これが小倉高校。左胸に独特な字体の「K」だけのシンプルなユニです。

この学校が最後に甲子園に出たのは第50回のセンバツ。その時以来目にするこのユニフォーム。感無量でした。

 


対戦相手は県立京都高校。「京都」と書いて「みやこ」と読むようです。

胸マークも「MIYAKO」。どちらもシンプルなデザインのユニでした。

 


序盤は投手戦。2-1で小倉が僅かにリード。

 


しかしこの京都高校の軟投派投手に手こずり、なかなか攻略出来ない小倉高校。一方で小倉が失った1点は野手のエラー絡みでノーヒットで奪われたもの。ジリジリする展開でした。

 

 


しかし中盤、小倉がリズムを掴みます。相手投手を打ちこむようになり、そこにエラーなどがあって一気に優位に立ちます。

 


やや制球に苦しんだ小倉の岩元投手。しかし1点に抑えました。

結局8-1で小倉の7回コールド勝ち。

 


進学校ということもあるのでしょう。小倉の選手は総勢でも30人程度のようです。

九州屈指の名門・小倉高校。いつの日か甲子園に戻ってくることを祈っています。

 


歴史の古い伝統校らしく応援団はかなり気合が入っていました。

女性の団員(右端)が居たのは驚きでした。でもこの女性団員、凄い豪快なフリで応援していて感心しました。勿論男性団員も気合十分。

 


このメガホン、渡されましたが使いませんでした。その代わり手拍子などは一緒にやって精一杯応援しましたよ。父母会からお茶やコーヒーまでいただきましたのでその恩返しも込めて。(笑)

 


福岡も最近は私学優勢ですが、是非それをはね返してください。

関西で待っていますよ。

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