独立リーグは自分にとって・・・（BCL　福井ー新潟戦）

昨日は福井に遠征し、BCリーグ「福井ミラクルエレファンツー新潟アルビレックス戦」を観戦してきました。

今期初の独立リーグ観戦。私にとって独立リーグはこのラボーラ（当時は野球SNS）に出会うきっかけになった、いわば「個人的な原点」ですので大事にしたい観戦です。

 

今期の選手名鑑。500円。

 

当日チケット1，200円（前売りは1，000円）。

以前は当日券は1，400円だったので値下げされています。

 

BCリーグは2地区制です。ただし異なる地区同士でもこうやって戦います。

1塁側白ユニ：　福井。（北陸地区）

3塁側オレンジユニ：　新潟。（上信越地区）

＜参考＞

北　陸：　福井ミラクルエレファンツ、石川ミリオンスターズ、富山サンダーバーズ

上信越：　新潟アルビレックス、群馬ダイヤモンドペガサス、信濃グランセローズ

 

福井の先発は藤井宏海投手。元NPB（ロッテに在籍）の投手で現在はコーチ兼任。

写真は練習用のセカンドユニなので紺色です。

 

新潟の先発はエース寺田投手。作新学院在学中に甲子園出場歴あり。

なかなかのイケメンですので女性ファンも多いのでは？

 

ところで新潟の監督は元ヤクルトの「ギャオス」内藤尚行（なおゆき）氏です。

登録名は「ギャオス内藤」。背番号はヤクルト時代の24で、その下に「GYAOS」と入っているのが見えますでしょうか？なお、背番号の上はスポンサーのロゴです。

新潟は昨年は高津監督、それ以前も橋上監督、芦田監督などヤクルトOBが続いています。これはスワローズが新潟に進出する布石でしょうか？ちょっと気になります。

なお、福井の監督は酒井忠晴氏。（中日OB）

 

試合は両チームが何度かチャンスを掴むものの、決定打が出ずに0－0のまま進みます。

ようやく7回裏福井が1点先制。ピンチにマウンドに集まる新潟。

ちなみにこれで見るとよくわかりますが、新潟のユニフォームは前が白、後ろがオレンジという変則ツートン。このデザインは以前西武がビジターユニで採用していましたね。

胸のロゴはスポンサーの「コメリ」です。

 

先制してそのまま逃げ切りたかった福井。しかし形勢は一気に変わりました。8回表、新潟は1死1．2塁。ここでレフト前にヒットが出ましたが、バックホームを焦ったレフトが後逸。あっという間に2－1で新潟が逆転。これで緊張の糸が切れたか藤井投手が崩れ、4－1とリードが広がります。

写真はリリーフ大西投手。かつて関西独立（カンドク）の明石レッドソルジャーズに在籍していた投手です。カンドクに居た選手がアイランドやBCに移籍するケースはよくあります。それだけカンドクが不安定ということなのでしょう。（汗）

その後、9回にリリーフした天野投手（創価大出身）が制球難で押し出し。福井は致命的な1点を失い勝負あり。5－1で新潟が勝ちました。

 

勝利を喜ぶ新潟アルビレックス。

 

一方、ガックリ肩を落とす福井。十分勝てる試合だったと思います。しかしシーズンはまだ序盤。これから建て直して頑張らないといけません。しょげている暇はありませんね。

 

試合会場がやや辺鄙な美浜（みはま）球場でしたが、それでも348人集まったファン。彼らの熱い声援に応えなければなりません。

（補足：　GWやお盆などの大型連休では普段の週末よりも観客動員が落ちる傾向があります。普段の週末には多い時は1，000人超もありますが。）

 

福井のキャラクター「パオタロウ」。象です。

日本に象が初めて渡来したのが福井県だったから、そして福井県の形が象の横顔に似ているから、ということでこのキャラクターになりました。

なお、球団創設時から居た女性マスコット「あすかちゃん」は引退して結婚しました。

 

これは以前の写真。（球団創設初年度の2008年）

右が「あすかちゃん」。球団のマスコットであり、パオタロウの世話係でもありました。その他、ラッキーセブンの風船飛ばしなども仕切っていて人気がありましたので球団にとっては痛いと思います。

余談ですがこの当時の福井の帽子は黄色でした。

 

あすかちゃんは居ないけれど頑張れ、パオタロウ。（背中が寂しそう？）

背番号「291」は「ふくい」という意味です。

 

挙動不審。（笑）