強風で荒れた伝統校同士の対戦 (岡崎VS刈谷)

  • Mr.black
    2014年03月22日 10:54 visibility1642

昨日は愛知へ日帰り遠征し、高校野球春季大会を観戦してきました。

甲子園で選抜が開幕する日であるにも関わらずそれに背を向けて違う方向へ行く変わり者ですが、今期もお付き合いください。(苦笑)

 

 

 

訪問場所は刈谷球場。名古屋からは電車と徒歩で50分程度で着きます。

 

 

 

この日行われたのは西三河地区の春季リーグ開幕戦。

第一試合は「岡崎高校ー刈谷高校戦」でした。

 

 

 

1塁側:岡崎高校。1896年(明治29年)創立という伝統校。

設立当初は「愛知県尋常第二中学」と言う校名。ちなみに「第一中学」は一部オールドファンが好きな旭丘高校です。岡崎がいかに古い歴史を誇るかがこれで推察出来ますね。

スーパーサイエンススクールに指定されている進学校です。

そして選抜には過去2回出場歴がある古豪でもあります。(第21回と第26回大会)

 

白ユニ・白帽・白シャツ、ストッキングが濃紺と白のツートン。伝統校らしくシンプルなデザインです。胸マークは「OKAZAKI」、帽子は「O」。どちらも早稲田調。

 

 

 

こちらは3塁側:刈谷高校。1919年創立。かつては「愛知八中」という校名でこちらも伝統校です。

選抜には一度出場歴あり。(第50回大会)

白ユニ・白帽・ツートンストッキングと岡崎に似たデザイン。違いはアンダーが濃紺であること。いわゆる東邦スタイルですね。

胸マークは「KARIYA」、帽子は「K」。こちらも早稲田調。

 

 

 

伝統校同士の対戦だったので締まったゲームを期待していましたが、予想外の展開。

試合解禁直後ということもあったのでしょう。どちらも守備が乱れ(特に岡崎)、さらに刈谷の方は出てくる投手がことごとく制球に苦しみ四死球連発。

この日は強風が荒れ狂う悪天候でしたが、試合もそれと同じく乱戦になりました。

 

 

 

岡崎先発、松久保投手。サイドスロー。守備に足を引っ張られたこともあり序盤から失点を重ねる苦しい投球。

 

 

 

こちらは刈谷先発、本田投手。制球に苦しみました。4回までは何とか持ちこたえたものの、5回途中ついに交代。これが逆転される要因になりました。

 

 

 

荒れに荒れた試合は延長に突入。

最後は10回裏岡崎がサヨナラ勝ち。写真はその瞬間。

スコアは8-7。試合時間は3時間超という乱戦でした。

 

 

 

 

 

サヨナラ勝ちに湧く岡崎高校。序盤リードされて苦しい展開からよく粘りました。

 しかし愛知の春季大会はまず地区ごとのリーグ戦を勝ち上がらないと県大会へは進めません。まだ1勝を挙げたばかり。守備が乱れたのを反省点に次回を戦って欲しいものです。

 

 

 

試合後場外でミーティング中の刈谷。

負けはしましたが、リーグ戦なのでまだ次があります。こちらは制球が乱れた投手陣の立て直しが緊急課題です。

県大会ベスト8辺りまではよく進出し、2009年夏には愛知大会で準優勝した刈谷。しかしこの日はその片鱗が感じられませんでした。

古豪復活への道は現状ではまだ険しいです。今後の奮起を期待します。

 

 

 

この後の第二試合も観戦予定でしたが、低温&もの凄い強風で寒かったのと、在来線のダイヤが乱れていたので帰宅が心配になり、やむなく切り上げました。

本当は試合以外にもいろいろ計画していたのですが、かなりの部分企画倒れになってしまいました。これは次回のチャンスを狙います。

 

今期は諸事情で予定が狂いっぱなし。ようやく観戦スタート出来ました。

しかしながら球場に足を運ぶとやはり意気上がりました。

sell古豪

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