パネル式スコアボードの球場は高校野球の試合会場から外されていくか？

昨年に読んだ関西の新聞記事で「昨今の酷暑を考えるとパネル式スコアボードの係員（通常は球児）の健康状態が心配。なのでそういう球場は夏の高校野球の大会会場から外すことが検討されている」という内容を見かけました。

（決定ではなく、あくまでも「検討」段階ですがね。）

私個人としてはパネル式スコアボードには磁気反転式やＬＥＤ式のスコアボードにはない趣があって好きなのですが、実際にあの操作を真夏の炎天下でやったことのあるメンバーさん数名から「あれはきつかった。当時やりたくなかったし、今の球児にもやらせたくない。電気操作式にした方がいい」という声を聞きました。

無責任に見るだけの側からすれば「風情がある」というパネル式スコアボードも実際に操作する側からすれば「もの凄く暑いので勘弁してくれ」というのが素直な意見ですね。

もしかしたら将来全国的に「スコアボードがパネル式の球場は春や秋の大会では利用するけれども夏の大会では利用しない」ということになっていくかもしれませんね。

ただ、磁気反転式やＬＥＤ式にするには莫大なお金が掛かるので、そういう資金が出せない球場では場合によっては大型のエアコンを設置という応急措置的な対策が取られるでしょうか？

これはオーソドックスなデザインですが、パネル式のスコアボードでは時々面白いデザインの物がありますからね。そういうのが消えて行くのは惜しい気もしますが・・・。

でも係員の健康がやはり第一でしょうね。