珍百景にはならないかな? (高槻萩谷球場)
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Mr.black
2013年06月05日 13:03 visibility2199
大阪府高槻市にある硬式野球場、「萩谷球場」。ずっと以前にも球場レポートで書いたことがありますが、この球場には他所で通常は見かけないものがあります。
高圧送電線です。
球場の近くには変電所があり、写真のように送電用の鉄塔が球場のすぐ横に建っているのです。(スタンド後方にゴチャゴチャっと写っているのが変電所です。)
この電線、グランドの上を横切っています。レフト~右中間にかけて送電線が通っている様子は奇観といってもいいでしょう。
↑ これは前回の写真。上空を通過する送電線が見えますでしょうか?
草野球場ではこういう光景を見たような気もしますが、高校野球や大学野球の公式戦が行われる本格的な野球場ではここ以外で見た記憶がありません。(なお、高校野球での利用は春と秋のみです。夏の大会では使用されていません。)
ちなみにグランドの方位は守備側にとってはあまり嬉しくない環境です。
真昼の強い太陽光が1~2塁側・ライト側の正面に来るのです。その為守備側がフライを追う時、もたつくことが時々あります。
この方位の悪さは送電線との位置関係でこういう配置になったのではないか?と思われます。以前TVで放送されていたのですが、野球のフライはHRボールよりも実は内野フライの方が高く上がっているというのです。
太陽光が邪魔にならないように野手の背中側に来る方位にすると内野の上を送電線が通ることになります。
送電線に当たるくらいの高いフライなど上がらないでしょうが、念の為内野側を送電線から遠い方向に持ってきたのでは?と考えています。
もうひとつの仮説としてはフライが上がった時に送電線が視界に入ると打球の距離感がつかみにくい、というものです。勿論どちらも個人の勝手な想像ですけれどもね。(笑)
スタンドから見た景色。球場後方のカラフルな造作物は子供用の巨大滑り台です。これ以外には山と高圧鉄塔しか見えない萩谷球場。
マイカーではさほどでもありませんが、公共交通機関利用ではたどり着くのが結構大変な野球場です。
次回はいつ行けるかな。(笑)
これは球場の航空写真です。PCで拡大するとグランド上空を高圧線が通っているのが確認できます。
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