久しぶりのグダグダ試合 (四国IL 香川ー高知戦)
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Mr.black
2013年06月17日 13:50 visibility640
昨日は香川県の志度へ遠征してきました。2010年の秋以来久しぶりの四国アイランドリーグ観戦です。
試合会場は志度球場。対戦カードは「香川オリーブガイナースVS高知ファイティングドッグス」でした。
この日は父の日ということで入場無料。遠征で交通費がかさむ身としてはありがたいことでした。
1塁側:香川OG。
リーグ優勝回数が最も多い強豪です。今年もここまで首位。優勝マジックも出ています。
監督は広島OBの西田真二氏。毎年毎年強いチームに育て上げるのが上手いです。カープの次期監督にならないのでしょうかね?(苦笑)
3塁側:高知FD。
アイランド創設以来毎年のように優勝争いしていた高知ですが、近年は下降線をたどる一方。昨年は前後期とも最下位。そして今年もここまで最下位。
監督は南海OBの定岡智秋氏。長い間指揮を執っていますが最近は苦悩が多いことでしょう。
試合前の市長の挨拶。(中央が市長。)
挨拶の中には「アイランドリーグのお蔭で野球をする子供が増え、市の少年野球のレベルが上がった」という喜びの言葉がありました。そうなんですね。選手をNPBに送り出すことだけが独立リーグの目的ではありません。
地域貢献・地域活性化、そして野球人口減少の阻止、色々な責務があるわけです。
手前味噌ながら私がここで独立リーグや女子プロ野球を紹介しているのもそういったことに少しでも貢献したいと思っているからです。
始球式の様子。左は挨拶した市長。そして右は地元の野球チームの選手です。この選手は女の子でした。少子化の昨今、女子のプレーヤーは貴重な存在です。どんどん参加してほしいですね。
しかしながら試合の方は残念なことにグダグダになってしまいました。
香川の先発は篠原投手。いきなり四球連発で満塁にし、ワイルドピッチ2連発で2点失います。さらにこれでリズムが狂ったかショートが正面のゴロをトンネルして3失点。これがグダグダのスタートでした。
初回に3点取って普通ならばこれで乗って行けるはず。しかし高知の投手陣がもっとグダグダ。打たれるわ四死球連発するわワイルドピッチも頻発するわでどんどん失点していきました。
強かった頃の高知は打線も良かったのですが、投手陣がしっかりしていました。それが今は投打ともボロボロ。これが低迷しているチームの姿を表していました。
途中からは香川の一方的な試合展開。そして投手がグダグダの為に時間がどんどん過ぎていき、3時間近くになってもまだ7回裏攻撃中。帰宅の都合もあり、ここまでしか観戦出来ませんでした。
最後まで見たかったのですが残念。結果的には13-3で香川の勝ち。
3年ぶりだったアイランド。その間、ユニフォームのデザインが複数になっています。
(セカンドユニとしてサンデーユニを採用。)
↑ これは香川。普段はグリーン基調で黄色はサブカラーだったのが割合が逆転しています。デザイン的にはこちらの方がオシャレな感じ。
高知もパターンチェンジ。
普段は黒基調で赤はサブですが、こちらも配色が逆転。赤メインになっています。
ファイティングドッグスというチーム名から「闘志を燃やす」という意味も込めて赤をメインにしてあると思います。応援団もしきりに「ファイヤー!」と叫んでいました。彼らの声援に応えないといけません。頑張れ、高知。
ところで今回はこんな選手を見つけました。誰だかお分かりでしょうか?
元阪神の桜井広大選手です。今は香川に所属。独立リーグでは元NPBの選手を時々見かけます。
さらに右の看板にもあるように地元出身の選手に対する声援は大きいです。
独立リーグは「地元愛」、「地元意識」を強める効果があると考えています。私が高校野球で「地元出身選手が多い学校」を応援するのはこういうことが大切だと思っているからでもあります。
鉄道で行けるBCリーグに比べて高速バスや飛行機でないとなかなか行けない四国アイランドリーグ。ちょっと遠ざかっていましたが決して忘れてはいません。いつか再び四国へ出没したいと思ってます。
今回お世話になったマイヤキュー様へ感謝しております。
なお、続きはまだまだあります。(汗)
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