団子レースの結末は(BCL 新潟ー武蔵戦)

  • Mr.black
    2016年06月20日 13:19 visibility724

昨日は約1ヶ月ぶりの遠征。今期初めてBCリーグの観戦に行きました。

(今期一度雨天による遠征断念があり。北信越は雨が多いので他地域よりも苦戦します。)

 

 

訪れたのは新潟県上越市。ここに「高田球場」があります。

妻が嫌がるので単身で飛行機には滅多に乗りません。なので陸路の日帰り遠征ではこの辺りの地域が個人的なギリギリラインです。

 

 

この日のカードは「新潟アルビレックス VS 武蔵ヒートベアーズ」。

新潟遠征は二度目。そして武蔵の試合は初観戦でした。

 

 

 

1塁側: 新潟アルビレックス。

オレンジがチームカラー。以前は前面が白、背面がオレンジというかつての西武のような変則ツートンカラーユニでしたが、今期は前も後ろもオレンジのユニになっています。

胸マークはスポンサーロゴの「KOMERI」。新潟が拠点のホームセンターですね。独立リーグ球団にとってスポンサー様は大事です。

 

 

3塁側: 武蔵ヒートベアーズ。福島ホープスと共に昨年よりBCリーグに加盟。

ところで独立リーグ球団の場合、ユニフォームのデザインが1種類であったり、あるいは複数種類持っている場合の着用基準が曖昧なことも多いのですが、この球団はホームユニとビジターユニを明確に分けています。(これは珍しい。)

今回はビジターなのでグレーユニ。ホームユニは同じデザインで白地です。

 

 

胸のマークは球団バスの左側にある物と同じロゴ。「musashi BEARS」です。

キャラクターは熊の「MB」。(まんまのネーミング。笑)

 

 

一方、新潟のマスコットは「アルファくん」。(よく考えればこちらもまんまか。苦笑)

ちなみにこの日「アルファくん」の登場は無し。代わりに出てきたのは「人権キャンペーン」のマスコット2人。名前はあいにく知りません。(汗)

 

 

前期のBCリーグは東西両地区とも団子レース。特に東地区(フューチャー・イースト)は4チーム中3チームが僅差で競り合い、残り2試合のところまでもつれました。

新潟にも優勝のチャンスはあったのですが、遠征前日の武蔵戦で終盤逆転負けを喫してしまいました。逆に首位の群馬ダイヤモンドペガサスは福島戦に勝ち、結果群馬DPが優勝しました。

 

この日も新潟は最下位の武蔵に苦しめられてしまいます。

先発・田村投手(日本文理高校出身。つまり地元選手)が初回から捉まり、序盤で0-3の苦しい展開。

 

 

劣勢だった新潟は中盤盛り返し、相手先発・久保田投手(鹿児島城西高校~国士舘大出身)を攻略して6-4と逆転。

 

 

しかし打線の援護に投手が応えられず。逆転の直後の6回には投手陣が炎上。あっさりひっくり返されてしまいます。

(写真はHRを放った角晃多選手。元・ロッテ。)

 

 

この日は乱打戦。マウンドに監督やコーチが行く回数が多かったです。投手交代も頻発。

写真の背番号41は武蔵の監督、「コバヒロ」こと小林宏之氏です。(ロッテOB)

 

 

新潟も監督は大忙し。背番号89が監督の赤堀元之氏。(近鉄OB)

 

 

私事ですが近鉄OBを独立リーグで見かけると嬉しいものです。

 

 

時々雨が降る中、乱戦の為試合時間はどんどん経過していきました。

最後まで見たかったのですが、日帰り遠征だったもので時間切れ。7回表途中でやむなく帰路につきました。この後、新潟は更に失点を重ね、6-17と惨敗してしまったようです。

一試合見ただけですが、投手陣(とくにリリーフ陣)が弱いと感じました。前日も終盤に大量失点で敗れて優勝を逃していますので。

かつて居た寺田投手(現ヤクルト)や間曽(まそ)投手のような力のある投手が欲しいところでしょうか?後期はすぐ今週末から始まります。投手出身の赤堀監督が投手陣を建て直してどう巻き返すのか?に期待します。

 

 

 

一方、前期最下位に終わった武蔵。優勝争いからは1チームだけ早々に離脱。

昨年のドラフトで主力選手が結構NPBに指名されて居なくなった影響があったかもしれません。後期はどんな結果になるでしょう?こちらもコバヒロ監督の手腕に期待です。

 

 

BCリーグは球団によってチケット価格が異なります。

新潟は土日祝の当日券は1,500円。(前売りは1,300円。)

この他、平日割引や順延試合割引など細かい設定があるようです。

 

 

名鑑は700円。

 

 

最後に。

上は元・巨人の雨宮投手。巨人退団後、再び古巣のアルビレックスに戻って来ました。こういう選手は他にも居ます。

一度NPBに行った選手が解雇され、独立リーグから再度NPB入りというのはかなり厳しい話です。それでも諦めずにプレーする。賛否両論はあるでしょうが、私は「続けられる環境がある選手は続けてもいいのでは?」と思っています。

 

雨宮選手がどうかというような話ではなく、全般的に考えてもし親や家族にあまりにも負担を掛けているのであれば「う~ん」と首をかしげるケースも存在するのでしょうがね。個々の家庭事情までは私には分かりませんから「出来る環境の選手はとことん頑張ってみなさい」と応援するばかりです。

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