銚子商業初戦敗退

  • Mr.black
    2013年07月18日 12:43 visibility4012

書くのが遅くなり既に報道がなされていますが、先日の千葉大会で古豪・銚子商業がまさかの初戦敗退で終わりました。

今回初めての千葉大会遠征でしたが、私自身まさかという結果に驚きました。

(試合会場は千葉県営球場。通常は「天台球場」と呼ばれます。)

 

 

試合前の円陣。この時には余裕の笑顔が見られた銚子商業。

銚商はグレーユニだった時もありますが、「やはりこのアイボリーユニの方がいいな~」などとこの時点では私も呑気に構えていました。

 

 

「いつか天台球場(千葉県営球場)に行って観戦したい。その時に銚子商業か習志野の試合だったらいいのにな」と思っていましたが偶然それが実現し、ワクワクしていました。

 

 

こちらは対戦相手、東葉(とうよう)高校。

最近流行のNYヤンキースモデルユニ。左胸には「TY」の組み合わせで「Y」を横向きにしてあるようです。

あいにくこの学校の情報は持ち合わせておりません。(汗)

 

 

銚商の先発は背番号10。速球派の投手で序盤は危なげない投球。

しかしこれで油断が生じたのでしょうか?打者二順目はストレートが多く単調になり、そこを連打されて2点失います。

 

敗因はいろいろあるでしょうが、私個人としては6回の継投失敗が一番大きかったと思います。6回表を迎えた時点で2-1で東葉がリード。

そして東葉の打者が速球に慣れてきて捉え始めているのがスタンドからでもハッキリ見て取れました。ここで継投したのですが、代わった投手はエースではなく背番号11の控え投手。しかもこの投手が10番と同じく右の速球派。同じようなタイプだったのです。

「相手が速球を捉えてきているのに何故同じタイプの投手にスイッチするんだ?代えるならば左腕のエースだろう?」と疑問でした。

 

心配は当たり、二番手投手が捕まり3失点。5-1となりこの時点で勝負はつきました。

 

 

エースが出てきたのは既に勝負が決した後の8回表から。

「この段階まで登板させないなんて故障しているのか?」と思っていましたが、投げている姿は全くそんな素振りがなく、2回をピシャリと抑えました。

その姿を見て「何故6回から投げさせなかったんだ?あの時点ならまだ2-1の1点差。流れを呼び込むにはエースの登板が絶対必要だった場面だ」と釈然としない継投でした。

 

 

それはともかく、東葉の投手はよく粘りました。

初回1死1・3塁、2回1死1・2塁のピンチを凌いだのが大きな勝因です。

特に牽制がうまく、再三のピンチで牽制アウトを取り、銚商の流れを止めました。

(逆に銚子商業は牽制に対する備えが不十分でした。東葉は既に1試合戦っており、その時に牽制の様子をビデオ撮影出来たはずですが。しかし負ける時はこんなものなのでしょう。)

 

 

勝った瞬間の東葉高校選手達。ベンチから全員が飛び出してきました。

見事な勝利でした。

 

 

 

勝って校歌を歌い、自軍スタンドに喜びの挨拶に向かう東葉高校。

 

 

東葉高校の応援席。このチアガールたちの動きは凄く良かったです。

大阪では見られないブラバンとチア応援。新鮮です。

(大阪は全面禁止。涙)

 

 

 

一方、まさかの初戦敗退を喫した銚子商業。

試合後泣きじゃくる選手達。

 

結果論になりますが、やはり夏は一発勝負。強豪校といえども初戦は調子が出ないこともあるのでベストメンバーで戦うのが鉄則でしょう。「負けたら明日は無い」のですからね。

何か理由があったのかどうかは分かりませんが、部外者が見ると結果的には「エース温存で敗れる」という悔やんでも悔やみきれない敗戦です。

夏は怖い、というのは本当ですね。

 

 

第二試合以降は別途に書かせていただきます。

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