長年観戦していますが、初めての体験でした
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Mr.black
2016年07月19日 15:15 visibility2552
今年は7月に入ってから雨が多く、各地の高校野球地方大会が雨天中止・日程変更ということが頻発しています。
私もその影響をかなり受けていまして、その都度計画の練り直しばかりしていました。
昨日も関西で最初に予定していた試合があったのですが、雨によるスライドの関係などで変更。急遽静岡遠征となりました。(←おいおい。汗)
場所は静岡県掛川市。ここに掛川球場があります。
この日の第一試合は「掛川西ー浜松学院戦」。
都合で試合開始からは行けず。到着したのは6回表、掛川西の攻撃中でした。
地元の伝統校&人気校・掛川西の試合ということもあって内野スタンドは3塁側の浜松学院側に一部空席があっただけでほぼ満員。そこで特別措置として外野スタンドが開放されていました。
ちなみに静岡大会は600円ですが、この日は外野のみ無料開放でした。
それにしてもさすがに人気校・掛川西。地元での試合ということもあって凄い観客でした。
出遅れた私は当然のことながら外野(ライトスタンド)に。
1塁側:掛川西
シード校なのでこの試合(2回戦)が初戦になります。(おそらく春ベスト8によるシード。)
アイボリーユニに濃紺基調。胸には漢字で「掛川西高」。甲子園に何度も出ているので説明不要でしたね。(汗)
応援時は「掛高(かけこう)」と呼んでいました。
3塁側:浜松学院(守備側)
予備知識はありません。初戦(1回戦)では吉原高校を8-1で降しています。
白ユニに濃紺基調。胸には漢字で「浜松学院」。
こちらは応援時には「学院」と呼んでいました。
(※)マイヤキューさんに後で教えていただいたのですが、この学校はかつては「興誠高校」だったそうです。偶然ながら興誠の試合は甲子園で見たことがあります。つまり校名変更に気づいていなかったわけです。(苦笑)
試合ですが、意外な展開になっていきました。到着時で1-1。ところが掛川西は相手リリーフ投手が全く打てず。凡打の山を築き、およそ打てる雰囲気がありませんでした。
一方、守りではエースが足をつらせて途中交代。いったいどうなることかという状況になります。
試合はそのまま延長になります。
その後両校ともにチャンスはありましたが、なかなか決められず。
光ったのは両校のリリーフ投手のピッチングと掛川西のファーストの守備。特にファーストはスコアリングポジションに浜松のランナーが居る状況で自軍のサードやショートが投げ損なった難しい送球を再三にわたって好捕。彼の好守がなければ掛川は負けていました。
結局延長15回で決着がつかず。1-1で引き分け再試合になりました。
長年野球観戦をしていますが、高校野球での延長引き分け再試合には初めて当たりました。
辛くも引き分けに持ち込んだ掛川西。
ライトスタンド(掛川の応援者達)からも「危なかったな~。負けなくて良かった」という声が多く上がりました。劣勢だったのは間違いありません。
「夏の初戦は強豪校と言えども時に調子がうまく出せずで怖い」、というのは本当ですね。逆に相手の浜松学院は初戦に勝って勢いがついているわけですから尚更です。仕切り直しではたしてどうなるでしょうか?
再試合は明日、20日(水)の第一試合。9:00開始。場所は浜松球場に変わります。偶然ですがホームとアウェイが代わるわけですね。
<追記>
再試合では浜松学院が勝ちました。掛川西は惜しくも初戦敗退。
しかし実際に球場で見た感想ではやはり浜松学院の方が強かったです。
これは掛川西高校の校門と校舎。
グランドは広くて立派でした。もしかしたら他の部と共用しているのかもしれませんが、公立としては恵まれていると思われます。これが伝統校の力を維持している一端でしょうね。
なお、この日の第二試合は次回で。
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