公立校同士の対戦

  • Mr.black
    2013年07月20日 10:29 visibility896

祝日だったため大入りだった天台球場。屋根の下に座って最初は快適だったものの、段々観客が増えてきてその多くが日陰を求めて最上段に密集しました。

すると人の熱気が屋根の下に籠り出しました。さらに最上部の通路で立ち見する観客が増えると風通しが悪くなり、日陰とは思えないほど息苦しい状況に。

「これではいかん」と思い、天台を去ることにしました。

 

 

しかしせっかくはるばるやって来た千葉。次いつ来られるかわからないのでこのまま帰るのももったいないと思い、別な計画を実施。

写真のモノレールに乗って移動しました。

しかしこのモノレール、吊り下げ式とは珍しいですね。大阪にもモノレールはありますが、そちらは軌道の上を走ります。

( ↓ 参考写真。大阪モノレール。)

 

 

 

 

モノレールで「千葉みなと駅」まで行き、そこでJR京葉線に乗り換え。「新習志野駅」で下車。

たどり着いたのは「習志野市秋津球場」。

ここも千葉大会の一会場です。

 

 

最初は外観だけ見て帰ることも考えていましたが、幸いなことにここにたどり着いた時には雲で日差しが隠され、おまけに風が強く吹き出していました。

「これなら少しくらいは観戦出来る」と思い、急きょ場内に。ラッキーでした。

 

 

 

試合は「成田北ー船橋二和(ふたわ)戦」。ごく普通の公立校同士の対戦です。

写真は1塁側:成田北。

白ユニに濃紺基調。胸マークは二段で「NARITA KITA」。

1回戦を快勝してこの日を迎えました。

 

 

こちらは3塁側:船橋二和。

白っぽく写っていますが実際にはアイボリーユニ。

黒か濃紺かは判別しにくかったです。(黒っぽく見えていましたが。)

マークは漢字で「船橋二和」。

船橋は1回戦不戦勝でこの日が初戦になります。

 

 

これはあくまでも私個人の考えですが、銚子商業や専大松戸などの強豪校の試合もいいのですが、「高校野球の地方予選では無名の公立校の試合こそ醍醐味」と思っています。

強豪校は映像や写真での露出度が高いのですが、無名校は「そこに行かないと見られない」からです。また、公立だと地元の生徒が多いわけですからね。

 

そして過去そういう無名校の試合で感動するシーンも多く見られました。

「高校野球は甲子園だけではない」、当たり前のことなのですがややもすると見過ごされがちなことであり、大切な部分だと思っています。

 

 

試合は3-0で船橋二和が優位に立ちます。

結局5-4で逃げ切って勝ったそうです。(最後までは観戦出来ず。)

そして偶然ながらその後専大松戸に敗れるという結果でした。

 

 

( ↑ 船橋二和の応援席。)

 

学校・選手の数だけ様々なドラマがある。

そのほんの一端でもいいから感じたい。

これが私が高校野球を見る時のスタンスです。

 

 

 最後に恒例のチケット写真。千葉の入場料は600円。

そしてご覧のように球場によってチケットの色が違いました。数字のハンコも形が違いますね。

上の白が天台球場、下のオレンジが秋津球場。

やはりハシゴ観戦対策なのでしょうか?

過去のハシゴ体験では球場によってチケットが変わっていたのは福岡、逆に同じだったのは神奈川でした。

大阪はどうなのだろう?

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