巨人ファームウォッチャーの方々に出会う(交流戦:巨人3軍ー群馬ダイヤモンドペガサス戦)
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Mr.black
2016年08月23日 12:50 visibility1072
お盆期間中に神奈川のジャイアンツ球場に遠征。そこで巨人ファームウォッチャーの方々にお会いしてきました。
お会いしたのはこのラボーラ野球でランキング1位をほぼ堅持されている舎人さん、そして同じく情熱をファーム選手に向けられているむぎゅうさん、ジョンさんの御三方でした。
舎人さんはマイヤキューさんであり、また今回はあいにくお会い出来ませんでしたが、やはり同じく若手選手応援に情熱を燃やされている茶柱さんもマイヤキューさんです。
多少スタンスは違うものの私も独立リーグなどを応援しているので、かねてから「ファームウォッチャーのメンバーさん達とせめて一度くらいは実際にお会いしてみたい」と思っており、ようやくそれが実行出来たわけです。
観戦したのは「巨人3軍ー群馬ダイヤモンドペガサス(BCリーグ所属)戦」。
写真は群馬DP。
これは練習用ユニで上半身が黒ですが、試合用ユニは上下とも白です。
巨人は今期より3軍を新設し、独立リーグ(主にBCリーグ)・クラブチーム・社会人・大学などと試合をしています。独立リーグ応援者の私にとっては一石二鳥の試合でした。
巨人のファーム公式戦は有料ですが、この交流戦は無料でした。なので閉まっているチケット売り場と飲食の売店。(BCリーグ側にとっては公式戦扱いですが、NPB側は非公式戦。ちなみに四国アイランドとソフトバンク3軍との試合も同様です。)
少し早い目に到着した私は先に球場のあちこちを徘徊。皆さんの到着を待ちました。
最初にお会いしたのは舎人さん。眼鏡をかけて穏やかな顔立ちをした方でした。
舎人さんからむぎゅうさんを紹介されました。むぎゅうさんも眼鏡をかけていましたが、行動的な雰囲気を醸し出している方でした。
やや遅れてジョンさんが到着。まだ学生さんなので若く、そして爽やか系の顔立ちの方でした。
試合のレポは皆さんにお任せしているので私はサックリと。
巨人先発は田原投手。ストレート・変化球ともによく切れている感じでした。現在育成枠とのこと。こういった選手が巨人のファームにはたくさん居るようで「むやみに補強に走らず、1軍から3軍までのチーム編成をもうちょっと何とか出来ないのかな?」とは部外者の私でも思うくらいです。
群馬の先発は南投手(拓大紅陵高校卒)。上背があまりないもののストレート・変化球は一定のレベルを持っています。舎人さんが見てすぐに「背が小さいですね」と一言。
独立リーグには立派な体格の選手も数多くいますが、反面小柄だったり、身長はあるもののひょろっと細い選手もかなりいます。
体格・技術・身体能力面で「いまひとつ何かが足りない」ということでアマ時代にドラフトに掛からなかった選手が多いです。
一致した意見としては「独立リーグの選手は変にまとまっているよりもむしろ何か一芸に秀でている方がドラフト指名を受ける可能性が高いのでは?」ということでした。
序盤、群馬は田原投手に抑え込まれ、逆に守りでは巨人に上手く攻められて失点します。
3回までで4-0とやられっ放しだった群馬。しかし二順目で田原投手を捉えます。
かつてNPBに入団したことがあるカラバイヨ選手がバックスクリーン上部を直撃する特大のHRを放ち反撃。更に八木選手がレフトフェンスのはるか上を越えるこちらも大きなHRを放ち、これで4-3と1点差にまで迫ります。遥々応援に行った甲斐がありました。せっかく行って皆さんの前で独立リーグ側が一方的にやられたら私にとってはキツイですから。
まあ、皆さん既に何度も独立リーグとNPBファームとの対戦を見られているので「一定レベルの力を持った選手が何人も居る」ということはご存じですがね。そうであっても目の前でNPB相手に接戦をやってくれるのとワンサイドでやられるのとでは気分的に大違いです。
試合は5-3で巨人リードのまま6回表までいきます。
・・・・・しかし、ついに恐れていたことが起こりました。台風接近による雨です。
当初の予定では試合終了まで居るつもりでしたが、台風接近ということで帰路が心配になり、急遽帰りの新幹線の時間を繰り上げてありました。(翌日は仕事なので帰れなくなったら大変。)
その制限時間に近づいてきたところで一気に降ってきた雨。あっという間にグランドは水浸しで試合は中断。
仮に雨が止んでもグランドを整えるのに時間が掛かってしまいます。それでは結局時間切れになってしまうということでやむなく帰ることにしました。
後で調べると試合が再開されて最後まで行われたようです。(6-3で巨人の勝ち。)
「せめてもう一日台風が遅れてくれれば」、と悔しい気持ちもありましたが、「でも皆さんにお会い出来ただけでも良かった。台風がまともに重なったらここに来られなかったのだから」と自分を納得させながら新幹線に乗り込みました。
御三方ありがとうございました。
滞在時間が少なくてあまり話せませんでしたが、ファームウォッチャーの情熱の一端に触れられたのは貴重でした。
ところで昨今、NPBはFA補強やら外人補強やらに血道を上げる球団が多いです。「とにかく一軍が勝てばいい。優勝すればそれで満足」、とそういう傾向を歓迎しているファンも多いのでしょうが、ファンにも色々居ます。
「ドラフトで獲った生え抜き選手が育たないチームなんて何の魅力も無い」、と思うファンだって大勢いるはずです。私は後者。
巨人ファームウォッチャーにとっては約束の地であるジャイアンツ球場へ続く上り坂。夏の高気温でここを登るのはかなりきつかったです。
マイカー族は別として徒歩でこんなキツイことを克服してやって来るファンはそこに何を求めているのか?今一度球団は考えるべきではないか?と部外者でありながら思いました。
私にとっては全国の野球場全てが今の約束の地。もちろん全て行けるわけではありませんが、これからも可能な限りその道を歩いて行きます。
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