シーソーゲーム（社会人野球日本選手権：日本通運ー王子）

昨日は大阪ドームに出陣。社会人野球日本選手権を観戦してきました。

 

 

 

 

大会は今年で42回目。社会人野球も長引く不況と企業経営の苦しさから費用負担の大きい日本選手権の廃止という噂も一時期出ていましたが、今のところその気配はありません。

 

野球シーズンはいよいよ終了に近づいており、関西では野球観戦する最後の機会です。

これが終わるとこれから4ヶ月以上も観戦から遠ざかるので名残惜しい気持ちになりました。

（関東の人はまだ明治神宮大会があるからいいですね。）

この日は準決勝が行われており、第一試合は「日本通運ー王子戦」でした。

 

 

 

1塁側：　日本通運（以下、日通と表記）

写真では分かりにくいですが、濃紺縦じまユニです。

 

 

 

3塁側：　王子。

青と白のツートン。左胸に会社のマーク。

たまたま今年の夏、北九州（小倉）で行われたＪＡＢＡ九州大会で王子の試合を観戦していました。社会人では特に応援しているチームは無いのですが、選手権への途上で偶然見たチームは何となく肩入れしてしまいます。

 

 

試合は初回から動きました。

1回表に日通がいきなり連打で2点先制。するとその裏王子が2ランＨＲであっという間に同点に追いつきます。

 

 

 

「乱打戦になるか？」、と思ったのですがその後両投手が立ち直り一転して試合は動かなくなります。日通は途中で1点勝ち越したものの、それ以外は毎回のようにチャンスを掴みながら得点出来ず。嫌な展開になっていきます。

 

 

こういう展開ではお決まりのように終盤に波乱がやって来ることが多いですね。

ラッキーセブンになると攻撃側の社歌斉唱が行われるのですが、それを待っていたかのようにシーソーゲームになります。

 

7回裏に王子側に再びＨＲが飛び出し3－3の同点。

更に8回裏に内野ゴロの間に1点取って4－3と勝ち越し。この試合で初めて王子がリードします。

 

 

追い詰められた日通ですが、9回表に反撃。

効果的にタイムリーが出て5－4と再逆転。一気に盛り上がる日通の応援団。

 

 

 

これを守り切って日通が勝利。決勝へ進出しました。

 

 

第二試合は次回で。

でもその頃にはもう優勝が決まっていますね。（汗）

 

 

これがチケット。バックネット裏の特別席（つまり一般席）は当日1，200円です。

ところで1・3塁側の応援席からの立ち入りを防ぐために買い出しやトイレに行って戻る際にはチケットの提示が必要になります。一般側のチケットで観戦の方はこの点ご注意を。

いちいちポケットや財布から出すのは面倒なので私はチケットホルダーに入れて首から下げていました。普段観客の少ない試合や無料試合の観戦が多いのでチケットホルダーを使うのは久しぶりでした。（苦笑）