王者復権は?(愛知リーグ1部の続き)

  • Mr.black
    2013年09月11日 12:46 visibility859

大学野球愛知1部リーグの第二試合は「愛知学院大ー中部大戦」でした。

 

 

1塁側:愛知学院大 (以下、学院大。なお、通常は「愛院大」と略されます。)

平成22・23・24の3年間春秋連覇、つまり6季連覇していた強豪校。

通算でも45回優勝というリーグ最多の実績を誇る絶対王者です。

しかし今春は愛知大に僅差で優勝をさらわれ2位に留まりました。この秋は王者復権を目指すリーグ戦になります。

 

学院大のユニは青みがかったグレー(いわゆるブルーグレー)に濃紺基調デザイン。

胸には「A GAKUIN」、帽子には「AG」とマークが入っています。「A」と「G」を重ねあわせたオシャレなデザインです。

 

 

3塁側:中部大

春は3位でした。

こちらはアイボリーユニに濃紺基調デザイン。

胸には「CHUBU」、帽子には「C」。サブカラーはブルーでストッキングに太いブルーラインが入っているのが目につきます。

 

 

学院大先発は左腕の波多野投手。おそらくチームのエースだと思います。

(確信ありませんが、選手名鑑の表紙を飾っているのがこの投手だと思われますので。)

速球・変化球ともかなりのキレでした。

ただ、この日は右打者の内角(左打者の外角)の際どいコースが全てボールと取られており、これで投球の幅が狭まったようで途中から苦しいマウンドになりました。

 

おまけに中部大の打者にねちっこいバッティングで攻め続けられ、ついに4回に1点失います。その後もカウントを追い込みながら粘られる苦しいピッチング。

しかし何とか踏ん張って1点のままで抑えていきました。

 

 

一方の中部大先発・鈴木大樹投手はサイドから速球をグイグイ投げ続けました。途中ピンチはあったものの学院大を抑えていきます。

サイドスローだったので最初の投球練習を始める頃までは変化球投手と勝手に思っていたのですが、速球主体の非常に強気な投球でした。

 

 

リーグ優勝は通算僅か1回という中部大。それが45回優勝を誇る王者・学院大に1-0で勝ちました。これで対戦成績は中部大の2勝1敗。見事に勝ち点をもぎ取りました。

 

春に連覇が途切れて秋に雪辱を懸けている学院大。しかしいきなり最初のカードを落とすという厳しいスタートになりました。

春優勝の愛知大、2位の学院大と強豪が相次いで敗れた秋季リーグ。もし両校がうまく立て直せなければ伏兵が優勝することもありえます。この先どうなっていくでしょうか?

 

 

この後の第三試合は「名城大ー名商大戦」でした。

しかし時間が無かったので残念ながらこの試合は観戦出来ませんでした。結果は2-1で名城大(めいじょうだい)が勝って勝ち点を取得しました。

上下3枚の写真が名城大。エンジと白のツートンがインパクトあるデザインです。

 

 

 

色は違いますが、肩のラインなどを見ると一つ前の中日のビジターユニフォームとデザインが似ていますね。

胸のマークがエンジに黄色縁取りでやや見づらいですが、「Meijo」と入っています。帽子のマークは黄色で「MJ」。

 

 

 

こちらは名古屋商科大。略称「名商大(めいしょうだい)」。

濃紺縦じまユニ。

胸には二段で「SHODAI NAGOYA」とマークが入っています。

帽子のマークは「NC」の組み合わせですがこのデザイン、浪商と同じですね。個人的に好きなマークです。

 

天候と対戦成績でどう転ぶかわからなかった今回の遠征。

お陰様で無事2試合観戦出来ました。

実は3~4年前に一度訪れたことのある瑞穂球場。その時には試合が無かったので球場見物しか出来ませんでした。

当時球場係員の方から「春と秋に大学リーグ戦があるからその時においで」と言われました。

おそらく先方は私が愛知県内のどこかから来た人間、程度に軽く考えていたのでしょう。でも大阪在住なのでそう簡単には行けませんでした。

 

それ以来ずっと狙っていた愛知リーグ。ようやく念願かなって観戦出来ました。感謝感謝。

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