プロからアマへ

  • Mr.black
    2016年12月25日 11:25 visibility1080

かつて女子プロ野球「京都アストドリームス」と「埼玉アストライア」に在籍していた半田渚投手。

埼玉ではエースとして活躍していたのですが、2015年限りで突如退団。驚きました。

 

その後どうしたのかと言うと社会人チーム「ZENKO BEAMS」に所属。

これはどうやら「高校・大学・プロの女子硬式野球はかなり環境が整ってきたが、企業チームやクラブチームはまだ未発達。学校を卒業してプロへは行かない選手が引き続きプレーできる場が少ない。底辺拡大の為に尽力したい」との考えからとった行動だったようです。

 

全交とは「イベント警備」や「交通誘導警備」などを行う企業で、業務拡大を目指して女性従業員の雇用を図り、その一端として女子硬式野球チームを創設することになったようです。

企業側としてはチーム創設の為にプロ選手である半田投手の力が必要、そして本人も女子野球界発展の為に尽力したいという考えがあり、双方の思惑が合致したのでしょうね。

 

半田投手は大学(大阪体大)時代から名前だけは聞いており、プロ入団時にはリーグアドバイザーの太田幸司氏が高評価していたので当初から注目していた選手でした。

球速はそれほど無いものの巧みな投球技術で打ち取る好投手。やがて埼玉でエースとなりました。

 

プロを去るのは惜しいと思うのですが、まだまだ発展途上の企業チームにあえて身を投じる姿勢にも納得しています。

 

新設チームであるBEAMSは関東の女子野球リーグ「ヴィーナス・リーグ」の3部からスタートしているようです。チームだけでなくリーグ全体の情報が関西では特に不足しており、なかなか見るチャンスはありませんが、陰ながら応援したいと思っています。

 

以下は撮影時期がバラバラのごちゃ混ぜですが、一応投球フォームの連続写真的な物です。(なので背番号が「1」の物と「19」の物があります。)

 

 

 

↑ このテークバックで球の出どころを見えにくく工夫していたようです。

 

 

 

 

なお、「ZENKO BEAMS」での背番号は「1」です。

キャプテンを務めているとのこと。

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