普通の県立校 VS 職業訓練校

  • Mr.black
    2017年03月22日 11:05 visibility1593

センバツが開幕する時期にあえて地方遠征する変わり者の球場徘徊者です。(苦笑)

今期のスタートは愛知県豊田市になりました。


トヨタスポーツセンターで愛知県西三河地区の春季大会1次予選が行われており、この日出て来る学校が興味深かったのでこの地に決めました。



大阪を朝一に出発したのですが、先に訪問したい場所があったのでそちらを優先。球場にはやや遅れて到着。

第一試合は既に5回表になっていました。



この日の第一試合は「豊田ー科技高豊田戦」。

左(守備側)が豊田高校。県立校。

ユニは白地に黒基調。胸には「TOYOTA」。


右(攻撃側)が科技高豊田。

こちらは普通の学校ではなく自動車メーカー「トヨタ」が運営する職業訓練校です。正式校名は「トヨタ工業学園」なのですが、高等部は「科技高豊田」という名称で高野連に加盟しているそうです。ここは自動車製造の技師や開発者の養成校で卒業生は通常トヨタに就職するということです。

ユニは白地に濃紺基調。胸には筆記体で「Kagiko」。その下は小さくて判読出来なかったのですが、おそらく「Toyota」だと思います。



到着時点では1-0で科技高リードというおとなしい展開だったのですが、私が座った途端に試合が大きく動き出しました。

5回表に豊田が2点取って逆転。するとその裏に科技高が2点取って再逆転。更に6回表に豊田が2点取って4-3と再々逆転するなど激しいシーソーゲームになりました。



試合を決着させたのは8回表に豊田の選手が放ったHR。左中間に飛び込む見事な打球でした。これで5-3となり、豊田高校選手の雰囲気が変わりました。



そのまま豊田が逃げ切って勝利。




ところで試合後の挨拶は自軍側だけでなく、相手側スタンドにも行くようです。

写真は豊田側スタンド(1塁側)に挨拶する科技高選手。

敗れましたが、1次予選はブロックリーグ戦なのでまだ取り返すことが出来ます。このあたりの運営はトーナメント一発勝負の大阪とは大きく異なります。

1次予選・2次予選・県大会と段階を踏む為に愛知は春季大会のスタートが早いのですね。大阪は4月に開始です。

そういうこともあって私の3月の遠征は愛知県春季大会ということが多いです。これで通算3回目になります。


第二試合は次回で。

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