強風の中での乱打戦

  • Mr.black
    2017年03月28日 11:33 visibility408

今期二回目の遠征として再び愛知県に出向きました。

当初は別な場所(それもかなりマニアックな場所)を予定していたのですが、そこの天候が怪しかったので急遽変更しました。



場所は愛知県津島市。

ここで愛知県尾張地区の春季二次予選(トーナメント)が行われていました。




この日の第一試合は「一宮西ー大成戦」。



1塁側: 一宮西。 県立校。

白無地ユニに濃紺基調。胸には「NISHIKO」。

東邦に似たデザインですね。



3塁側: 大成。 私学。

グレーユニに濃紺基調。胸には「TAISEI」。


どちらも個人的には全く予備知識の無い学校です。でもこういうのがいいのですよ。



尾張地区の二次予選を説明すると、まずトーナメントがあり、途中で敗退した学校は「敗者復活戦」に回ることが出来ます。

この試合は正に敗者復活の1回戦になります。





試合は初回から乱打戦になりました。1回裏、大成は先制タイムリーの後、4番の2ランHRが飛び出して3点奪います。ライナーでレフトオーバーフェンスの見事な当たりでした。




一宮西はすぐに反撃。

その後お互い点を取りあって5回表までで6-4という接戦になります。

この日はかなりの強風が吹き荒れたのですが、試合内容も乱戦となりました。


・・・・・しかし、5回裏に大成が集中打を浴びせて一気に7点奪って試合を決めました。

ちょっと疑問だったのは一宮西の継投。

先発は背番号15。この投手が初回から散々打たれたのですが、投手交代をなかなかしませんでした。5回裏途中で二番手として背番号10の投手が出ますが、同じく大量失点。

6回裏にようやく1番が出て無得点に抑えたのですが、「どうしてこの投手がもっと早く出て来なかったのだろう?どこか痛めていて無理をさせられなかったのだろうか?」と疑問が残りました。




結果的に13-6で7回コールド。大成の勝ちでした。見づらいですが、7回表は2点です。

これで大成は敗者復活の2回戦に進めます。

一方、敗れた一宮西はこれで春は終戦。少々悔いの残る敗戦と見えました。



花粉症で苦しい体調をおして全く縁もゆかりもない学校、しかも有名な強豪でもない学校の試合を見る。

傍から見れば「バカげた行為」なのかもしれませんが、これが私の野球観戦スタイルです。

将来遠征が出来なくなった場合は関西圏の同じく「普通の学校の試合」や「かつての古豪・伝統校の試合」を重点的に見るつもりです。

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