今思う近鉄バッファローズ
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Mr.black
2014年07月12日 11:36 visibility1812
近鉄がオリックスと統合してから今年で10年目。
私は近鉄消滅以降未だにNPBのひいき球団を持たない根無し草のままです。
何故なのか色々考えてみたのですが、結局のところは「今の12球団に野放図さが感じられない」からだと自己分析しています。賛否両論あるでしょうが負ける時には無様に負ける、勝つ時は豪快に勝つ、こんなチームが私は好きなんですね。
「10.19」のようなドラマを起こす、北川の奇跡の優勝HRが出る、そうかと思えば日本シリーズで3連勝4連敗をやらかす、はっきり言って「強いのか弱いのかファンですらよく分からん」チームでした。
選手も個性的な面々。(以下、敬称略)
酒豪で「あぶさん」のモデルと言われる永渕洋三
典型的なプルヒッター土井正博
ワンマン投手鈴木啓示
こんにゃく打法梨田昌孝
トルネード野茂英雄
フルスイング中村紀洋
これらの選手はその中の代表例ですが、他にも多数個性的な選手がいました。
彼らの中には他球団にルーキーとして入団していたら果たしてプロ野球界で活躍出来たかどうか怪しい選手もいます。外人も「三振かHRか」という選手がジョーンズ、ブライアントなど複数いました。
無様な負けゲームは何度も見せられました。その反面奇跡のような歓喜も見せてくれました。
「失くしたものは美化する風潮・傾向がある」のかもしれませんが、それでも「あれほど魅力のあるチームを自分は他に知らない」と今でも思っています。
西本監督就任前と同監督勇退後、仰木監督退任後、このあたりは酷いどん底だった時が何年もあります。それでも見捨てたりせずにずっと応援してきました。それは荒くれや個性的な面々がいつかドラマチックにやってくれると信じていたからです。
「今は低迷してもいい。選手を駒のひとつではなく大きく育ててド派手な魅力あるチームにしてほしい」、賛否両論あるでしょうが私のプロ野球(NPB)に望むのはこの一点です。
そんなの近鉄だったからこそ許されたのかもしれませんがね。
そして実際に見ることは出来ませんでしたが、もしタイムスリップできたら生で一番見たいのは黄金期の西鉄ライオンズです。稲尾投手の快投、大下・中西・豊田の豪快なバッティングをリアルタイムで見られたファンはうらやましいと思います。
sellNPB
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