富山県営球場

今回高校野球秋季大会を観戦したのは富山県営球場です。
かつては県Ｎｏ．1球場でＮＰＢの地方ゲームもここで開催されていました。
しかし現在は新しく造られたアルペンスタジアムにそのお株を奪われてすっかりアマチュア専用球場になっています。
ＮＰＢが試合を行わなくなったのは両翼が91ｍと今日の基準では狭いことと、そして照明設備が無いためにナイターが出来ないことが原因です。

しかし交通の便は地方球場としてはかなりいい部類です。
ＪＲ富山駅の正面口の道路から写真の路面電車（市電）に乗車。10〜15分で終点「大学前駅」に着きます。球場はこの駅のすぐ目の前にあります。
市電は10分に一便ありますので非常に便利です。ですのでＮＰＢの利用は無くなったとはいえ、アマチュアのメイン球場としての地位は揺るぎがありません。
収容も25，000人ですから立派です。

バックネットの支柱が数本あり、このポジションからは若干見づらい座席もありますが、全体的には視界良好な野球場です。
ちなみに内野は全席長イス、外野は芝生席です。

今年で60周年、つまり還暦を迎えた長い歴史のある野球場です。
もし今後建替えなどを行うのであればその時に照明塔を造って再び県Ｎｏ．1球場に返り咲いて欲しいですね。これほどの好立地の野球場が廃れてはもったいないです。

今回見つけた面白いもの。
スコアボードのメンバー表ですが、十番まで表示されています。
草野球の10人打ちみたいですね。