アイランドリーグ対BCリーグ (交流戦:徳島IS-群馬DP戦)

  • Mr.black
    2008年03月12日 10:34 visibility463


四国遠征第2弾として今回、徳島「アグリあなんスタジアム」にて行われた四国対BCの交流試合を観戦しました。前日夜から当日午前中まで雨との天気予報で心配していたのですが、試合中は快晴に恵まれました。

スコアは下記のとおり。
 群馬  000 300 000    3
 徳島  000 000 011    2

先発オーダー
<群馬>            <徳島>
 遊  山 田            二  大二郎
 三  小 林            三  斎 藤
 中  小 田            一  山 口
 右  井野口            中  金 谷
 一  丹 羽            右  永 井
 左  遠 藤            左  小松崎
 DH 小 西            捕  矢 野
 捕  藤 沢            DH 伊 奈
 二  肥 田            遊  金 城
 投  雁 部            投  渡 邊

<主な経過>
4回  ここまでパーフェクトに抑えられていた群馬が山田の初ヒットからチャンスを掴み、一死1,2塁から井野口のタイムリーでまず1点。続く丹羽のライト線ツーベースで二者生還。計3点をあげる。


徳島は7回までヒットが散発では出るもののチャンスを掴めず。ようやく8回、4番金谷のタイムリーで1点をあげる。しかしこの後の一死満塁の最大のチャンスを逃す。9回、ボーク、パスボールで進んだランナーを3番山口の内野ゴロの間に返すのが精一杯。結果4回のワンチャンスをものにした群馬の守り勝ち。

<総評>
今回の目的はアイランドとBC、両方のレベルを比較してみたいということが一番。ただ、データ不足で未確認だが、地元リサーチでは徳島は「万年最下位」とのこと。そして相手の群馬は出来たばかりのチーム。このため比較材料としては難しい面あり。ただし、この試合で見た限りでは、下記の通り。


投手レベルは若干だが群馬の方が良い印象。打撃もチャンスは4回だけで他はほとんど三者凡退だったが、構えやスイングを見た限りでは群馬の方が上、と感じた。

 

しかし、守備・走塁などの細かいプレーはやはり先輩である徳島の方が一日の長があった。この点、群馬は盗塁はことごとく失敗。そして群馬は守備、連携、カバーリング、送球、など課題は随所に見られた。キャッチャーが投球をよく後逸していたし、ボークなどもあり、バッテリーミスが目についた。

 

逆に徳島の方は投手力と打力がやや弱く感じた。それと気になったのは徳島に覇気が感じられなかった。ベンチからは結構声が出ていたが、時々覇気のないように感じるプレーぶりが目に付いた。これはいわゆる「負けグセ」というものなのだろうか?
この点は気になった。タクシーの運転手さんも、そして観戦に来ていた人も「徳島は野球もサッカーも弱いのう!」と言っていた。


結果として総合的に判断すると今回についてはドローというところでしょうか。双方に一長一短があったので。
ちなみに昨年のチャンピオン決定戦では四国の香川がBCの石川に勝っているようです。
アイランドとBCの公式戦を両方とも観戦してみたいものです。

 

 

↑ 群馬DP。

 


↑ 徳島IS。

 


↑ 守備:群馬。攻撃:徳島。

 

 

↑ 群馬のバス。ボディー横の絵は群馬出身の「あだち充」氏の作。

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