社会人野球日本選手権 第5日目の結果(NTT信越ー三菱重工広島、OBC高島ー日本通運、パナソニックーJR東日本)
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Mr.black
2009年11月17日 14:57 visibility494
昨日、大阪ドーム(京セラドーム大阪、とはどうも言いにくい。汗)にて社会人野球日本選手権を観戦しました。
社会人野球はブロック大会は日生球場などで時々観戦しましたが、日本選手権となると実に甲子園で開催されていた時期(1970〜80年代)にまで遡ります。
昨日は大会第5日。一回戦3試合が行われました。結果は
第一試合 NTT信越 6−2 三菱重工広島
第二試合 日本通運 5−1 OBC高島
第三試合 パナソニック 3−0 JR東日本
でした。
午前中は用事があったのでやや遅れて大阪ドームに到着。第一試合は既に6回裏でした。この時点ではもう6−2でしたので得点経過などは分りません。
この日の私的メインは第二試合のOBC高島の観戦と、第三試合のパナソニックーJR東日本の強豪対決観戦でした。
OBCはメジャーリーガー、大家友和選手がGMを勤めるクラブチームです。野茂英雄氏がお世話になった社会人野球が段々寂れていくことに危機感を持って、恩返しの代わりとしてNOMOベースボールクラブを設立以後、元NPB選手などがドンドンこういう形で社会人野球やクラブチームに参画してくれるのは嬉しいことです。(大家投手は現役ですが。)
OBCはクラブチームですから応援風景一つを見ても企業チームのようにブラスバンドやチアガールなどが居て華やかな応援を繰り広がるというわけにはいきません。
地元の有志みたいな人達が急ごしらえでやっているような地味でたどたどしい応援でしたが、これは好感が持てました。
結果は初回いきなり四球連発に連打をくらって失った3点が最後まで返せずに初戦敗退でしたが、日本選手権初出場ということでチームの歴史に大いなる一歩を飾ったと思います。
クラブチームは決して恵まれた環境でやっているわけではありません。今後も運営は大変でしょうが、頑張ってほしいものです。地元の方々の応援は温かかったです。
第三試合はパナソニックとJR東日本という強豪同士の潰し合いでした。この両チームは流石に他とはレベルが違いました。攻守の一つ一つの動きがよく鍛えられているという印象でした。
しかし、JRは4回の守りで、二死満塁のピンチで外野に飛んだ打球をレフトが弾いて落球するという大きなミスをやってしまいました。
結果的にこのたった一つのミスが致命傷になって完封負けで初戦敗退でした。こういう強豪同士の接戦ではたった一つのミスで勝敗が決まるという典型的な試合でした。
また、JRは関東のチームなので応援団が少なかったのですが、パナソニックは地元でなおかつ試合時間が夕方6時からという絶好のタイミングだったので大勢の社員が応援に駆けつけていました。
この大声援も選手にとっては大きな後押しだったかもしれません。
勝ったパナソニックはしかしながら次回は日産とトヨタの勝者との対戦になります。どちらが上がってきても強敵なのでまた熾烈な戦いになることでしょう。
来年からは大会の規模が縮小されて大阪ドームでの開催期間が短くなるとも言われている日本選手権。もしそれが実行されれば来年以降、私は余程のことがない限り二度と見られないかもしれません。(今年はあと一回、少しだけ訪問しますが。)
今回はいい機会になりました。
球場正面入り口内にある大きなトーナメント表。
参考までに入場料は特別席(バックネット裏)が1,500円。
一般席(1・3塁側内野下段席)が1,000円です。全席自由席。
なお、内野上段席と外野席は入場者が多い場合を除き、通常は開放されません。
選手名鑑は場内売店で500円で販売されています。
OBC高島の応援団。
ほとんどが男性。男伊達の応援でした。
おまけ。パナソニックのチアガール。
マイヤキューのこぎすさんと隊長さんに捧げます。
アップはありませんのでご了承ください。(苦笑)
パナソニック(手前)ーJR東日本(奥)
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- 事務局に通報しました。
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