GPBL(女子プロ野球)観戦記 兵庫SSの初ホームゲーム
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Mr.black
2010年04月30日 13:26 visibility731
昨日、スカイマークスタジアムでGPBL(女子プロ野球)兵庫開幕戦を観戦してきました。
試合は13時開始で開場は11時。その開場の少し前にスタジアムに到着したのですが、すでに行列が出来ていました。(汗)
予め前売り引換券(1,500円が1,000円で引き換えできる券)を取得していたので優先的にチケットが購入できました。FC会員と、この引換券を持っている人が一般よりも優先されたのでこれは一つのメリットでした。
この日は兵庫での初開催ということでスタンドは大勢のお客さんが来場しました。(正式数は3,131人。)
試合は1回裏に兵庫が長打などが出て幸先よく2点を先制。以降も1点づつ加えて結果的に4−1で勝ちました。これで兵庫は開幕3連勝。逆に京都は3連敗になりました。何しろ2チームでのリーグ戦なのであまり初期から差がつくとリーグ戦の興味が落ちますので京都には是非頑張って欲しいです。
ところでこの女子野球の気になるレベルについて。
個人的な感想ではこちらが思っていたよりもレベルが高かったです。勿論課題はたくさんあります。エラーが結構多く、特に外野手のフライ落球がやはり多かったです。あと、俗に言う「球際の強さ・弱さ」、ここがポイントでした。外野フライで一生懸命走りギリギリ追いつくのですが、取りきれないで落球というシーンが数回ありました。守備範囲は結構広くて追いつくこと自体は素晴らしいです。でもだからこそそこで落球してしまうのが非常に惜しいです。あと一歩の球際の強さが求められるでしょう。
そしてベーラン。途中で失速することが多く、男子ならば余裕でセーフのタイミングが失速によりアウトになってしまいます。やはり塁間27mは女子には少々きついのかもしれません。これは体力的な部分でやむを得ないですね。
しかし各選手の送球、バッティング、スライディング、この辺りのレベルはなかなかのものでした。
そして連携もよく、ダブルプレーが何度も成立し、タッチアップでの中継プレーも見事でした。
今回、目に付いた選手を少し紹介します。
兵庫
小西投手: エースで3番の文字通り大黒柱です。ストレート、変化球ともよかったです。MAXは120kmということです。(この日は115〜6kmくらい。)
厚ヶ瀬内野手: 攻守ともセンスを感じさせました。肩もなかなかの強さ。右投げ左打ち。
川保捕手: キャッチャーで4番、キャプテンという重責を務めています。盗塁も阻止しました。
小久保外野手: 打撃センスを感じました。
京都
梅本外野手: 打撃センスがあり、長打力もありそうでした。
大倉外野手: こちらも打撃センスがありました。
川端内野手: お兄さんがヤクルトの選手であるということで有名ですね。攻守によくまとまっています。
荒井投手: この日は打たれましたが、こちらの投球もなかなかでした。4失点はエラーもありましたので。
これ以外のプレーヤーもひとりひとり身体能力は高かったです。経験を積めば伸びる選手も多いことでしょう。
今回観戦して、「この調子ならばある程度のリピーターはあるのではないか?」とも思いました。
この日は開幕戦ということでかなりの観客でした。これは初回のご祝儀的な部分もあると思います。せめて今後も平均で1,000人くらい来てくれればいいのですが。
スタートしたばかりのリーグ。これからの進展を見守りたいです。
兵庫スイングスマイリーズのエース、小西投手。
打順は3番。そして試合途中からはサードやファーストも守りました。
こういう数箇所のポジションをこなす選手が両チームに数人ずつ居るようです。
こちらは京都アストドリームスの先発、荒井投手。
序盤の失点が響いて負け投手になりましたが、投球そのものは悪くなかったです。
ビジターの京都。
ホーム球場は西京極球場。(わかさスタジアム京都)
ホームの兵庫。
この日は開幕戦ということもあり、スカイマークでしたが、主に使用するのは尼崎球場や神戸サブ球場などです。
<追記>
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