白球の森

今回のプチ遠征の目的地は「阪神鳴尾浜球場」ではなく、その手前にある「白球の森」でした。

「白球の森」、ご存知の方も多いと思いますが、第65回高校野球選手権大会を記念して「鳴尾浜臨海公園」内に代表49校の郷土の植物を植樹したものです。

位置関係でいうと阪神電車の武庫川駅から支線（武庫川線）に乗り換えて「武庫川団地前」駅を下車。ここから南に10分程度歩いたところに「鳴尾浜臨海公園」があり、さらにそこを突っ切って南に行くと「阪神鳴尾浜球場」にたどり着くのです。

この白球の森が完成したのは1985年8月、つまり第65回大会の二年後ということらしいです。

一枚目の写真は白球の森を南側から見た光景。

こちらは公園北側を入ってすぐのところにある全国地図。
都道府県ごとに植樹された木の名称が入っています。

白球の森の中央部分にはこんな銅像（レリーフ）があります。

この65回大会を制したのは大阪のＰＬ学園。
そう、あのＫＫコンビが甲子園デビューした時なのですね。
一年生コンビで華々しくデビューしてあっという間に優勝。甲子園のスターに輝きました。
その後二年間、この二人は甲子園で輝き続けます。
こういう記念植樹の時に巡り合わせたというのも二人の強運を感じます。

この時、決勝で惜しくも敗れたのは神奈川の横浜商業。
三浦投手を擁した攻守にまとまった強豪でした。
この年のセンバツで準優勝。夏に悲願の優勝を狙ったのですが、またしても準優勝でした。
三浦投手はその後プロ入り。（たしか中日だったはずですが、少し記憶があいまい。汗）　期待されましたが、結果的には活躍できず。プロは厳しいのですね。

横浜商業は現在では神奈川大会で勝ち抜くのも困難な様子。
名門「Ｙ校」が復活する日はやって来るのでしょうか？

今回はふらりと武庫川にプチ遠征してきました。
鳴尾浜球場でもし阪神の練習でもあれば見物したかったのですがあいにく閉鎖されていました。（涙）
おまけに球場周辺をうろついていたら雨まで・・・・・。

でもまたいつか機会があればここにやって来ます。
お楽しみは取っておきましょう。