秋季高校野球観戦

  • Mr.black
    2008年10月14日 13:19 visibility331


書くのが遅くなりましたが一昨日、大阪の舞洲スタジアムで秋季高校野球大阪大会の決勝戦を観戦しました。

この日のカードは二試合。三位決定戦の「大阪桐蔭ー桜宮」戦と決勝の「PL学園ー金光大阪」戦でした。


まず、午前10時より三位決定戦が行われ、この夏全国制覇した桐蔭が桜宮を逆転で破りました。桜宮は1回表に連打で3点を奪い、いきなり主導権を取るかに見えたのですが、これで逆に「勝とう」という意識が強くなりすぎたのかその裏投手が四球を連発して2点をすぐに返されてしまいました。
これで息を吹き返した桐蔭がその後はじりじりと1点ずつ加点していき、結局5−3で勝ちました。桜宮にとっては少々悔いの残る敗戦でした。ベスト4に唯一残った公立校だったのですが、近畿大会出場はなりませんでした。(3位までが近畿大会に出場できます。)
桐蔭は前チームほどの力強さは無いものの、攻守によくまとまっているという印象でした。


これに続いて午後からは決勝戦が行われました。PLと金光という私学の強豪同士の好カード。

しかし、結果はPLが攻守に金光を圧倒して11−1とワンサイドで勝ちました。今回のPLは打線が売り物という前評判でしたが、この日見た限りでは「破壊力のある強力打線」というよりは「好機に連打が出る繋がる打線」という印象でした。大振りせずシャープな振りで効率よくタイムリーが出ていました。

また走塁には目を見張るものがあり、相手守備が少しでももたつくとすぐに次の塁を奪う感じでした。キャッチャーのブロックをかいくぐるスライディングなどもあり、攻守に上手さが目立つ試合運びでした。「圧倒的な強さ」よりも「試合巧者ぶり」が目立ちました。


そして以前にも書いたのですが、このチームには一年夏から四番を打つ勧野(かんの)選手がいます。先日引退した清原選手以来の「一年生四番」らしいです。この夏は決勝戦で近大付属に敗れて甲子園出場はなりませんでしたが果たしてこの勧野選手、この後近畿大会で勝ち上がって甲子園に出場し、清原選手のように伝説を作るバッターに育っていくのか?注目してみたい選手です。


近畿大会には大阪からは3校、PL・金光・桐蔭が出場します。今年は京都の西京極球場で18日から開催されます。ご都合のつく方はご観戦ください。
(自分も西京極には久しぶりに行ってみたいのですが、土日にしか試合がないので観戦できるかどうかは微妙です。)

 


試合会場の舞洲ベースボールスタジアム。
球場そのものは素晴らしいのですが、問題は交通アクセスの悪さですね。

 

 

この日の対戦カード。

 


守備: 大阪桐蔭
攻撃: 桜宮

 


PL学園の一年生四番、勧野選手。
甲子園で活躍出来るか?

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