高知レポート（4）　高知市営球場

高知県内ではもっとも中心部にある野球場。周囲には陸上競技場、体育館、テニスコート、その他スポーツ設備が密集しています。北側にある川を渡れば高知の中心部に出られます。高知城、はりまや橋も徒歩圏内ですし、文字通り高知のメインスタジアム。

規模は両翼96ｍ、センター121ｍ、収容6，000人と十分な水準です。照明が無いことと、座席が全て長イスというところはイマイチですが、1933年完成ということを考慮するとなかなかのものですね。

現在はオリックス一軍が二次キャンプを行っていますが、球場の歴史としても過去にたくさんのキャンプが実施された由緒ある場所です。最後にプロ野球がデーゲーム開催されたのは20年以上前のことらしいです。

現在、インターネットで「高知の野球場に照明設備を」という署名が呼びかけられていますが、仮に予算がおりて設置ということになれば、やはりその最有力候補地はここでしょうか。

ただひとつ心配なのは中心部に位置していますので、住宅地が近く、騒音問題・環境問題などで反対運動が起こらないのか？ということ。それとやはり駐車場が少ないのが気になりました。

市中心部からは近いので公共交通機関利用と徒歩で十分行ける場所ですが、昨今の生活習慣で車を利用する人が多いのでこの点、気になります。