金沢の野球場(2) 金沢市民野球場
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Mr.black
2008年04月16日 14:49 visibility2092
今回、雨に泣かされた試合会場です。
金沢駅の北側に位置する市民球場。北鉄という鉄道があるようですが、便数が少ないのと駅から徒歩15〜20分と遠いのでタクシー利用が多いようです。(帰りに球場そばのバス停の時刻表を見ましたが、金沢駅行きは一日に数本でした・・・。)
金沢市制100周年の記念事業として1990年に建設された金沢城北市民運動公園内にある野球場。両翼99m、センター122m、収容10,000人とかなりの規模です。敷地内にはサッカー場もありました。全体の敷地はまずまず広いのですが、立地条件の割には駐車場が少ないように思いました。
県立野球場に次ぐNo.2の位置づけのようで、NPB以外の様々な試合が行われます。
内野の座席は全て一人掛けのイスでした。その全てに背もたれが付いており、ここが出来た時期(1990年)を考えるとバブルの面影が見えますね。バックネット裏には小さいですが屋根もありました。恩恵を受けるのはほんの一部の座席だけですけど。
外野は芝生席。スコアボードが黄緑色だったのと、球場外側が明るいクリーム色だったのが印象的です。そして場外はまだ桜が咲いていたので華やかな雰囲気でした。
立地条件がもう少し良ければかなりのレベルだと思います。
立地条件がもう少し良ければかなりのレベルだと思います。
ところでこの球場には一つ話題になるものがあります。それはあの松井秀喜選手が星稜高校時代にこの球場の開場第1号ホームランを打っていること。そしてその記念ボールが球場正面ロビーに展示されていることです。見ると「市民球場第1号ホームラン・松井秀喜・星稜高校1年」、とボールに書いてあります。
この球場は先にも書いた通り両翼99mです。いかに金属バットとはいえ高校1年生が100m以上の飛距離を出したということ、しかも球場第1号を打ったということ、ここに松井選手の怪物ぶりと持って生まれた運の強さを垣間見ることができます。
今回は残念ながら試合観戦は出来ませんでしたが、このボールを見ただけでも値打ちがあったと思いながら帰路につきました。次回は観戦したいものです。そう簡単にはいかないでしょうが。
内野席は全て背もたれ付きの一人掛け。なかなかです。写真右に少し屋根が見えています。
黄緑色のスコアボード。明るくていい感じ。
ライトフェンス。見にくいかもしれませんが、フェンスには99.1と書いてあります。
松井選手の記念ボール。開場記念として行われた日米韓三国親善野球でこの球場第1号を放ったようです。
(飾ってあるガラスのショーケースは若干しょぼいですけど・・・。)
sell球場レポート
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