山口県の新興勢力？

昨日の答えは「倉敷市営球場」でした。

まずマイヤキュー様の疑問に答えますと駅は水島臨海鉄道の「球場前駅」で正解です。

しかし駅のすぐ前にある野球場はおそらく草野球用だと思います。

でもかなり立派なグランドで照明も４基ありました。（写真下　↓）

そして硬式の市営球場はここから少し離れた場所にあるのです。

下記写真が試合会場の倉敷市営球場。駅から徒歩５分程度です。↓

ここでは現在高校野球秋季中国地区大会が開催されています。

本来この日は試合が無かったのですが、ここのところの雨続きで日程が順延され、急きょ観戦チャンスが訪れたというわけです。

前回の関東行きで今期の遠征を終了するつもりだったのですが、このチャンスに飛びつきました。こういう時だけすばやい奴。（苦笑）

倉敷市営球場での第一試合は「岡山理大附属ー高川学園戦」でした。

理大附属は皆さんご存じでしょうが、高川学園はおそらく知らない人の方が多いのでは？私自身も初耳の学校です。

山口県の私学でどうやら近年野球部を強化しているようです。

名鑑で見るとベンチ入りの半分ぐらいが留学生でした。（大阪と茨城が目につきました。）

＜追記＞

その後詳しく調べたところ、かつては「多々良学園」という学校でした。「多々良学園」ならば強豪校なので以前から知っていました。どうやら経営難で破たんし、その後民事再生で復活して現在の「高川学園」になったようです。どうりで初耳の学校だったわけです。

これが３塁側：高川学園。

見づらいですが、白ユニに濃紺基調。胸には「TAKAGAWA」とマークが入っています。

ストッキングには水色のラインが３本。

１塁側：岡山理大附属。

甲子園準優勝歴がありますね。こちらも半分くらいは留学生。主に大阪が多いです。

大阪出身者がやけに多いな～と、どこに行っても思います。（苦笑）

白ユニに濃紺とエンジ基調。胸には「RIDAIFU」。

余談ですがずっと以前初めてこの学校が甲子園に出た時は少しだけ違ったデザインでした。

今の楽天に似たラインが入っていて、当時としては非常に珍しいデザインだった記憶があります。マークもその当時は「RIDAI」だけだったと思います。

両先発はどちらも左腕でした。

この高川のエースは序盤から制球が定まらず四球を多数出しました。

「これはいつ崩れるか？」というくらいの出来でしたが、理大附属が攻めあぐねました。

試合は意外な展開に。

この理大附属の先発が初回こそ無難に抑えたものの、２回以降崩れます。

ヒット・四死球・エラーなどが重なりどんどん失点していきます。

予想外の展開に監督も選手を円座にさせて訓示。

しかしその後も失点を重ねた理大附属。

両校とも投手が球数が多く、試合が長引いた為私はやむなく６回裏攻撃中で球場を去りました。このあと更に５点入って結局１１－１の大差で高川が６回コールド勝ちしました。

最初の展開ではこの逆になるかと思っていました。理大附属が高川の投手を攻略し損ねたのがこういう結果になってしまったと考えています。再三のチャンスを逃しましたからね。

地元開催ということで意気上がっていたと思いますが無念のコールド負け。センバツは絶望的です。夏に向けて鍛え直しが必要です。

一方、これでベスト４に進んだ高川学園。

ただし同じ山口代表の岩国高校もベスト４に進んでいます。岩国が県１位校なのでセンバツに選ばれるためにはあと１回勝たないと厳しいです。

はたしてこの新興勢力校が甲子園にやって来るのか？全ては準決勝の結果しだいでしょう。

移動した後の話は次回で。