甲賀忍者軍団、能登に見参　（BCL　石川ー滋賀戦）

 

 

 

しばらく休んでいましたが、本日より復帰いたします。

 

ラボーラ休養中に北陸へ弾丸遠征し、ＢＣリーグ公式戦を観戦してきました。

訪れたのは石川県七尾市の七尾城山球場。まさか能登地方で試合観戦する日が来るとは思いもしませんでした。

対戦カードは「石川ミリオンスターズ　ー　滋賀ユナイテッド戦」。

上はチケット。入場料は当日で1，300円（前売りは1，100円）です。

 

 

この日のスポンサーは食品会社の「スギヨ」。地元企業のようです。

同社のオリジナルキャラクターらしき「スギヨ仮面」が来て始球式を行いました。

 

 

ホームの石川ミリオンスターズ。（1塁側）

ＢＣリーグ初代チャンピオンであり、その後も優勝もしくは優勝争いに絡む強豪ですが、今期はスタートでやや躓いています。写真左端は元日ハムの武田（勝）氏。今期から石川の総合コーチに就任しています。イベントではマイクを持って仕切り役もやっていました。

 

 

石川の監督は元ロッテの渡辺（正人）氏。

 

そしてビジターの滋賀ユナイテッドの監督は元阪神の上園氏。

 

滋賀ユナイテッドは今期からＢＣリーグに新規加入した球団。私自身も初めて見ました。

ところで関西圏の独立リーグ球団がＢＣリーグに加盟するのは史上初です。滋賀球団はあくまでも「プロ球団」を目指したのでしょう。

何しろ関西にある第三の独立リーグ「ベースボール・ファースト・リーグ（略称：ＢＦＬ、前身：関西独立リーグ）」は現在ＮＰＯ法人化していて正直プロなのかどうなのか線引きが難しいリーグですからね。

 

 

石川のユニは青基調。ですが以前よりは明るい青に変わっています。（以前は背番号くらいの濃いめの青基調。）

胸マークは二段。上が「ＩＳＨＩＫＡＷＡ」、下が「ＭＩＬＬＩＯＮ　ＳＴＡＲＳ　☆」

 

 

滋賀のユニは黒基調。これはビジターユニ。上は黒で下はグレー。胸には「ＳＨＩＧＡ」。

滋賀と言えば琵琶湖から「青」というイメージが多いのですが、あえてそれを払しょくする為に忍者の装束の黒をチームカラーにしています。

そういうこともあって球団名は「滋賀ユナイテッドベースボールクラブ」ですが、通称として「ブラックス」とも呼ばれます。

 

なお、ホームユニは上下とも薄めのグレーです。

ホームのマークは二段で上が「ＳＨＩＧＡ」、下が「ＵＮＩＴＥＤ」。

 

そして見づらいですが、ユニの前と後ろにはグレーで甲賀忍者と城（おそらく彦根城）と山が描かれています。

 

余談ですが、この滋賀ユナイテッドは野球チームの他、サッカーチームやチアスクールも作って「総合的なクラブ」を目指しているようです。

 

 

石川先発は群馬ダイヤモンドペガサスから移籍した沼田投手。

ストレートはなかなか速く、序盤は球威で圧倒していました。

 

 

滋賀先発は中瀬投手。

こちらは初回いきなり捉まり、5失点で早くもＫＯされました。ただ、内野手が身体を張れば止められる打球がいくつかあり、不運に感じました。

 

 

↑　バックネットの金網が邪魔ですね。（汗）

 

この5点で石川の楽勝になるかと思っていたのですが、沼田投手が中盤捉まり3点返されます。

序盤ストレートで簡単に打ち取っていたのでやや過信した感がありました。

 

一方、滋賀は二番手・飛田投手以降のリリーフ陣が踏ん張って石川に追加点を与えません。途中から競った展開になり面白かったので最後まで観たかったのですが、都合で時間切れ。5回終了時点で球場を去らなければいけませんでした。（涙）

去る時までは5－3で石川リードでしたが、9回表滋賀に起死回生の同点2ランが出て5－5になり、延長11回でも決着せず引き分けに終わったそうです。

 

今期石川はちょっと低迷気味。一方、新規加入の滋賀は予想外に健闘しています。しかしシーズンはまだ始まったばかり。はたしてこれからどうなるでしょうか？

 

この日の来場者数は231人。通常よりはかなり少なかったです。

まあ、何しろ能登は遠いですからね。金沢から特急利用でも1時間～1時間半くらいかかりますし。

 

 

5回終了後のグランド整備時間を利用してあれこれイベントが行われました。

写真中央は石川のキャラクター「タン坊」。

球団社長の端保（たんぼ）氏をモデルにして木田優夫氏が作ったセカンドキャラでしたが、今ではメインキャラの「スタ坊」を凌駕しているような・・・。

（ちなみにスタ坊はこの日は登場せず。スタ坊の姿形は一枚目のチケット写真でチェックしてみてください。）

 

まだ新しい日記作成システムに慣れておらず、写真の順序が悪いなど少々グダグダなレポートになりました。次回はもう少し補足を。