強豪でも苦戦することはある(阪神リーグ1部)
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Mr.black
2017年04月26日 11:32 visibility620
前回の続きです。
観戦した阪神リーグ1部の第二試合は「追手門学院大ー天理大戦」。
上は1塁側:追手門(おうてもん)学院大。以前は2部でしたが、近年昇格しています。
ブルーユニに濃紺基調。
左胸に学校のロゴ、その下に小さく「OTEMON GAKUIN」。このロゴは最近採用した物ではないかと思います。
3塁側:天理大。
一時期低迷していたこともありますが、ここのところは優勝もしくは優勝争いをしています。昨秋は2位で、今期はここまで3戦全勝の単独1位です。
天理お馴染みの紫基調ユニですが、マークは漢字ではなく「TENRI」です。
過去の実績から考えると「天理優位」と誰もが思います。事実前日の第1戦では10-1と天理が追手門を圧倒しました。
しかしこの日は天理の攻撃がチグハグ。再三のチャンスで決めきれず、拙攻が続きます。
逆に言えばここまで5連敗と勝ち星なしの追手門が勝利への執念を見せました。投手を早め早めに交代させ、大量失点を防ぎます。
余談ですが、天理大のストッキングの3本ラインには何か意味があるのでしょうかね?
高校は硬式・軟式ともに全て無地で、ラインがあるのは大学だけ。以前から疑問に思っています。
追手門3番手の松林投手。まるで背負い投げのような投法でした。
正面からは見ていませんが、真上に近い位置で投げるオーバースローだと思われます。
2-2のままこう着状態になり延長も頭をかすめる展開でしたが、9回表のチャンスで天理がついに1点勝ち越し。
4番の詰まった当たりが外野手の手前にポトリと落ちるラッキーなタイムリー。
ガックリする追手門のキャッチャーとベンチ横で万歳する天理の選手。明暗クッキリのシーンですね。
この虎の子の1点を守り切って3ー2で天理の勝ち。これで今季リーグ戦まだ負け無しの4連勝です。
一方、追手門は6連敗。1勝がなかなか遠いです。
しかし追手門の勝利への執念を感じさせる好試合でした。
強豪といえどもすんなり勝てないのが野球の怖さであり面白さでもありますね。この日は2試合とも接戦の好ゲーム。万博球場は私にとっては少々不便な場所なのですが、訪れた甲斐がありました。
あくまでも個人的な好みですが、大学野球の方が高校野球よりも落ち着いて見られるので好きです。
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