茶柱さん(ねこちゃばさん)と観るBCリーグ (BCL 栃木ー群馬戦)
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Mr.black
2017年05月12日 12:05 visibility879
このGW、人によっては最大9連休とか報道されていましたが、私には当然無関係な話で3連休でした。
その最終日は再びBCリーグを観戦。場所は前回と変わって栃木県営球場でした。
この日のカードは「栃木ゴールデンブレーブスVS群馬ダイヤモンドペガサス」。北関東のチーム同士の対戦です。この試合も栃木のホームゲームなのですが、前回と同じくGBは3塁側。どうも「3塁側をホーム側」と統一しているようです。このあたりは球団によって異なる運営ですね。
余談ですがバラエティー番組の「ケンミンSHOW」で時々「北関東3県のライバル対決」みたいな特集をやっていることがあります。それを観た時「まあ、番組を盛り上げる為の多少やらせ的なものがあるだろうな」と思っていたのですが、群馬・栃木と球団が出来た後、今度は茨城でも球団創設の話が出ており「あながち『やらせ』や『言わせ』ではないのかな・・・・」と思い始めています。(苦笑)
↑ 群馬DP(右側)の監督は平野謙氏。中日・西武・ロッテOBです。
この日、マイヤキューの茶柱さん(現:ねこちゃばさん)と初めてお会いして一緒に観戦することが出来ました。NPBファーム・独立リーグ・女子プロ野球など幅広く観戦してそれぞれを応援しておられ、以前からせめて一度でいいからお会いしてみたいと思っていました。それが今回ようやく実現しました。それもちょっとした偶然が重なって突発的に実現したので「縁というものは不思議だな」と思います。
試合に話を移すと、栃木の先発はホーキン投手。経歴を見るとミルウォーキー・ブリュワーズのマイナーに在籍していたことがあるそうです。
プレートの踏む位置を頻繁に変えて内角外角に球を上手く散らせる好投手でした。クロスファイヤー気味に食い込む球や外角に逃げる球などに群馬打線は全く対応できず5回までノーヒットに抑えます。
茶柱さんは以前からこのホーキン投手を高く評価しているようで、「NPBが獲得に動くかもしれませんよ」とコメント。私も実際に見て「かなりの好投手」と思いました。
群馬の先発はサウスポーの南投手。
偶然ながら昨年「チーム舎人」の皆さんと一緒に観戦した時にも投げていました。
こちらは序盤で捉まり4点失います。
「この様子だと栃木が楽勝。あわよくばホーキン投手のノーノーが見られるかも?」と思っていたのですが、好事魔多しですね。6回初ヒットを打たれた後、疲れが出たのか球が高めに浮いたり制球が乱れたりしてホーキン投手は降板しました。
・・・そしてその後の栃木投手陣が総崩れ。大量失点して9-4と群馬に逆転されてしまいました。
特に元西武の中崎投手が四球連発で完全にぶち壊し。「ストライクくらい入れんかい!情けない!」とヤジまで飛び出す始末。初日の楽天戦でも感じたのですが、クローザーの橋詰投手以外のリリーフ陣が栃木のウィークポイントではないかと思います。先発陣に比べてやや劣っている感じ。これが勝ち切れない状況になっているのかもしれません。
BCリーグは前後期2シーズン制でなおかつ東西2地区制です。
現時点で東部地区の1位が群馬DP、逆に栃木GBは最下位(5位)です。投手陣特にリリーフ陣の立て直しは急務でしょうね。
<参考>
東部:福島・栃木・群馬・武蔵・新潟
西部:信濃・富山・石川・福井・滋賀
一方、群馬は中継ぎ陣が踏ん張って逆転するまで栃木に追加点を与えませんでした。これが大きかったです。
やはり勝つためには継投が鍵になりますね。
上はラミレス投手。横浜・ラミレス監督の親戚(甥?)だそうです。顔がそっくりでした。
群馬・カラバイヨ選手。相変わらずパワフル。
栃木・帷子(かたびら)選手。
この日は大事なところでやらかしてしまいました(フライを落球して失点)が、打撃は相変わらず好調。足もあって全般的にいいセンスを持っています。
↑ 群馬は僅か4安打なのに9得点。 栃木は四球連発とエラー4つが響きました。
最後まで観たかったのですが、帰宅の都合で8回表終了時点でやむなく球場を去りました。(茶柱さんはそのまま球場で観戦を続けました。)
この後、栃木は反撃したものの8回の5失点があまりに大きく、9-6で敗れました。優位だったゲームをみすみす落としてしまったのがもったいなかったです。
茶柱さんとは試合中色々な話が出来ましたが、もっと時間が欲しかったです。
「GW期間中なので皆さんそれぞれに予定もあるだろう。そもそも自分自身も現地での行動が直近まで不確定だったし」ということでどなたにも告知しなかったのが少々悔やまれました。
でも昨年の舎人さん・ジョンさん・むぎゅうさんに引き続き今回茶柱さんにお会い出来たので「チーム舎人」の主力メンバーの内、4名様と会えました。
ラボーラのリニューアルで皆さん活動場所を移行し始めていますので「何とかギリギリ間に合ったかな」といったところです。自分自身もいずれ遠征出来なくなっていくので本当に貴重な機会でした。
茶柱さんには感謝いたします。
帰路に乗った東武の特急「リバティけごん号」。栃木駅から東京の北千住駅まで乗車。
車窓から「おそらく余程のことがない限り栃木にはもう来られないだろう。ありがとう。サヨナラ」と名残りを惜しみました。
これは往路で見た富士山。
関東へ向かう遠征の往路で富士山がスッキリ見えると「良い遠征になるかも」と嬉しくなります。
その通り実りある3日間でした。なお、遠征記はもう少しだけ続きます。
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