都市対抗二次予選・近畿(NTT西日本ー三菱重工神戸・高砂)

  • Mr.black
    2017年06月07日 10:03 visibility494

 

先日、大阪ドームに出陣。目的は社会人野球都市対抗の近畿地区二次予選の観戦でした。

この二次予選で勝ち上がると来月東京ドームで行われる都市対抗に出場できます。社会人野球の選手にとっては一番の大きな目標です。

 

 

これがチケット。JABA会員だと割引がありますが、私はアウトサイダーの一般人なので1,000円です。

印刷にもあるようにこの二次予選は明石(トーカロ)・西京極(わかさ)・舞洲・そして大阪ドーム(京セラ)の4会場で行われています。

 

 

この日は2試合。第一代表が決まる日であり、二次予選も中盤戦に来ています。

これからが一戦一戦代表を懸けた重要な試合になっていきます。

 

 

第一試合は「NTT西日本ー三菱重工神戸・高砂戦」。

1塁側がNTT、3塁側が三菱です。

この試合は第二代表への準決勝的な試合になります。

 

 

 

↑ NTT西日本。

白ユニに濃紺基調。左胸に会社のマーク、その下に二段で「NTT」「西日本」。

このチームを生で見るのは本当に久しぶり。最後に見た時はまだ「電電」でした。(いつの話だ?苦笑)

 

 

 

↑ 三菱重工神戸・高砂。

以前は「三菱重工神戸」でしたが、数年前に地名部分が「神戸・高砂」と改称。都市対抗に出る場合は神戸市・高砂市両市の代表になるようです。

 

3塁側なのでセカンドユニ。上は濃紺で肩から袖に白の太いライン。以前の中日チックなデザインです。

左胸に会社のマーク。その下に「MITSUBISHI」。更にその下に何か文字がありましたが、小さすぎて判読不能。

 

 

NTT先発は吉元投手(大阪産大)。制球が良く、球威もありました。

三菱先発の守安投手(富士大)も安定しており、投手戦になります。

 

しかしながらこの試合で目立ったのは三菱の攻守に渡るミスの頻発。

特に攻撃ではまず2回裏の無死1・3塁での走塁ミス。次打者の緩いショートライナーで1塁ランナーが飛び出してしまいあっけなく併殺。絶好の先制機を逸します。

 

更には5回裏に大きなボーンヘッドが。

2死2塁でショートの頭上を抜けるヒットが出ましたが、ランナーがアウトカウントを間違えたのでしょう。一旦2塁へ戻ってしまい、抜けてからスタートを切る大チョンボ。打つと同時にスタートしていればホームイン出来るタイミングでした。

近くに居た三菱の応援客から「2死だぞ。何をやっとるんだ!」と愚痴が。この二つのミスは大きく響きましたね。

 

 

「ピンチの後にチャンスあり」。野球の鉄板の格言ですが、まさしくそうなりました。

6回表にNTTがついに1点先制。

結果的にこの虎の子の1点を守り切って1-0でNTTの勝ち。

 

 

力投した三菱先発の守安投手でしたが、打線の援護が無く惜しくも敗戦。気の毒な結果でした。

 

 

試合はサクサク進んで2時間10分程度でした。

以前ラボーラに居た女王「izumi」さんが社会人野球が大好きでその理由を「試合展開が早いからいい。プロは長いから観ていてだれるもん」と語っていましたが、納得する部分は多々あります。

 

 

 

勝ったNTTは第二代表の決定戦に進みます。あと1勝で都市対抗出場となります。

しかしその「最後の1勝」が意外と厳しいケースがあります。気を引き締めて臨んで欲しいものです。

 

 

一方、敗れた三菱重工は第四代表を目指して別なブロックへ回ります。

こちらはあと2勝すれば都市対抗出場です。本日の試合結果で次の相手は大阪ガスになりました。はたしてどうなるでしょうか?

(最初の記述で誤りがありました。お詫びして訂正いたします。)

 

ちなみに都市対抗の近畿枠は「5」です。

これから各チームともキリキリと胃が痛くなる試合が続くかもしれません。

 

 

この後の第二試合は第一代表決定戦でした(日本生命ー日本新薬戦)。

最初はそちらも観戦するつもりだったのですが、溜まっていた疲れが出てきたのと翌日の仕事が朝早い目の予定だったので大事を取って帰宅することにしました。

まず仕事をキッチリやって、それがあってこその野球観戦ですからね。(「いい子ちゃんね~」とは帰宅後の妻のセリフ。まるで子供扱い。苦笑)

 

結果は日生が勝って都市対抗の近畿第一代表になりました。おめでとうございます。

負けた日本新薬は第二代表の座を懸けてNTT西と戦うことになります。

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