都市対抗近畿最後の椅子(三菱重工神戸・高砂ー大阪ガス)
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Mr.black
2017年06月13日 11:32 visibility829
昨日は先週に引き続き社会人野球都市対抗の近畿地区二次予選の観戦を行いました。
場所は前回とは異なり大阪の最果て「舞洲(まいしま)スタジアム」です。(苦笑)
ところで前回の大阪ドームでは入場料が1,000円かかりましたが、今回は無料でした。ドーム以外の球場では無料だったのかもしれません。(ただしこの点は未確認です。)
この日は二次予選の最終日で1試合だけ組まれていました。
都市対抗の近畿枠は「5」で既に4チームまで決まっており、最後の椅子を賭けて戦う「第5代表決定戦」です。
泣いても笑ってもこれが最終決戦になります。
写真奥の1塁側が三菱重工神戸・高砂。(以下、三菱重工と表記。)
手前の3塁側は大阪ガス。
三菱重工は前回は上:濃紺、下:白のツートーンユニでしたが、今回は白地に濃紺縦じまユニ。これがメインユニですね。(グレー地に縦じまというデザインもあったような気がしますが。)
先発は前回と同じく守安投手。この投手がチームの大黒柱なのでしょう。
三菱の応援客達が「苦しい時の守安頼みだな~」と口にしていました。
大阪ガスは3塁側なのでセカンドユニ。鮮やかなブルーです。
帽子のマークがいつの間にか会社のロゴマークになっています。
(小文字の「o」と「g」を組み合わせたロゴマークです。関西人にはお馴染み。以前見た時はアルファベット「OG」の組み合わせでした。)
大阪ガス先発は猿渡(さるわたり)投手。
この2チームは二次予選の第四代表ブロックで一度対戦しており、その時には大阪ガスが3-0で勝っています。三菱重工にとってはリベンジのチャンスでもあります。
試合はシーソーゲームになりました。
1回裏三菱重工が2死から連打で1点先制。
3回表に大阪ガスが同点に追いつくとすぐにその裏三菱重工が1点奪って突き放すという展開。
「負ければ東京ドームに行けない」という両チームのこの試合に懸ける意気込みが感じられました。
そんな中、7回表大阪ガス・花本選手の同点ソロHRが飛び出します。
弾道がやや低かったので「フェンス上部に当たるか?」と思いましたが、やはり社会人ですね。高校や大学とは異なり打球が伸びてそのままオーバーフェンスしました。
舞洲は両翼100mの上に外野のフェンスが高め。更にレフト~センター後方は海なので風で打球が戻されたり流されたりすることもあり、HRは滅多に見られません。久しぶりに見たオーバーフェンスでした。
大阪ガスベンチはご覧のように大盛り上がり。
しかし、その裏今度は三菱重工・渡邊選手に勝ち越しソロHRが飛び出して再び1点リードします。
この後もピンチになって猿渡投手はついに降板。
大阪ガスは左腕の青木投手、更に右腕の温水(ぬくみず)投手と継投。
上は3番手の温水投手。この日投げた投手の中では最も目を引きました。伸びのあるストレートでグイグイ押すかと思えばスライダー系の球もキレており、かなりの好投手という印象でした。よく知りませんが、もしかしたらクローザー的存在なのかもしれません。短いイニングを速球で抑える投手という印象でした。
その後調べたら九州産大出身のルーキーだそうで、これからが楽しみな投手です。
・・・しかし、結果的には7回裏の勝ち越しHRが決勝点になりました。
3-2で三菱重工の勝ち。これで最後の椅子「第5代表」をもぎ取りました。
都市対抗へは4年連続34回目の出場になるそうです。
歓喜の三菱重工神戸・高砂。
その一方でガックリする大阪ガス。泣いている選手もいました。勝者と敗者の明暗クッキリです。
大阪ガスは秋の日本選手権出場を目指してこれからの戦いに向かうことでしょう。
勝って代表決定記念の盾を授与された三菱重工神戸・高砂。
これで近畿代表5チームは全て決まりました。以下の通りです。
第一: 日本生命
第二: NTT西日本
第三: 日本新薬
第四: パナソニック
第五: 三菱重工神戸・高砂
代表5チームの都市対抗での健闘をお祈りいたします。
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