再び兵庫県秋季大会へ

  • Mr.black
    2017年08月30日 11:19 visibility949

 

先週に引き続き今週も兵庫県の高校野球秋季大会を観戦しました。

何しろ疲れが溜まっていたので今回はグッと近め。西宮市の鳴尾浜臨海球場を訪れました。

 

 

この日の第一試合は「県立尼崎ー尼崎工業戦」。

これは阪神地区の敗者復活の最終戦。勝てば県大会に行けますが、負ければ秋は終戦という両校にとって大事な試合です。

朝の通勤ラッシュを避けたかったのでやや遅れて球場へ到着。その時点では3回裏まで進んでおり、1-0で県立尼崎(写真の守備側)がリードしていました。

 

 

 

1塁側:県立尼崎(以下、「県尼」と表記)

昭和20年代~30年代には何度か甲子園に出た県立の古豪です。兵庫県もこの頃はまだまだ公立校が強かったのですがね。球場で見るのは今回が二度目。以前の試合は勝ちました。

 

アイボリーユニに濃紺基調。

胸には筆記体で「Amagasaki」。

 

 

 

3塁側:尼崎工業。こちらも県立校(以下、「尼工」と表記)

時々例外もありますが、基本的に私はこういう試合が観たいのです。

 

白ユニに青基調。

胸には二段で「ATHS」、「AMAGASAKI」となっています。

この「ATHS」という表記は大阪の都島工業の「MTHS」を思い出します。

もしかしたらここも胸マークは昔は「ATHS」だけだったかもしれませんね。(あくまでも推測)

 

 

試合は1-0のまま進みます。両校共にピンチで粘って無失点でしのいでいきます。

ただ、どちらかというと県尼の方が攻撃の詰めが甘かった感じ。併殺の後でヒットが出たり、ランナーが盗塁死の後でヒットが出たりとチグハグでした。

 

 

こういう展開になると流れが相手に行くというケースが野球では多いですね。

7回裏、尼工は1死2・3塁のチャンス。ここでスクイズ敢行。際どいタイミングでしたが、ランナーが上手くタッチをかわして生還。1-1の同点になります。

 

 

これで力んだか、次打者の時にワイルドピッチ。尼工があっさり勝ち越します。

これも高校野球ではよくあるパターンですね。負けたら終わりという緊迫した試合の終盤で思わず力が入ってしまい、投げ損なうのでしょう。

 

 

結果的にこの1点が決勝点になりました。2-1で尼工の逆転勝ち。

県尼にとっては痛い敗戦でした。 

 

 

 

勝った尼崎工業はこれで阪神地区敗者復活第2ブロックの第3代表になりました。

厳しい敗者復活戦を見事に勝ち上がりました。県大会での健闘を祈ります。

一方、負けた県立尼崎は来年度を目指すことになります。

 

 

この後、同球場では引き続き第二試合(追記参照)が行われる予定でそちらも観たかったのですが、いつもと「方針転換」して別な試合観戦の為移動しました。それは次回で。

 

<追記>

第二試合は「尼崎西ー宝塚戦」で、尼崎西が勝って第3代表(敗者復活戦勝ち上がり)になりました。

上の写真の左端(濃紺・エンジの帽子)が宝塚、その右が尼崎西(水色ユニ)。

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