歴史が変わる?

  • Mr.black
    2017年08月31日 15:20 visibility1312

 

前回の続きです。

鳴尾浜臨海球場を後にして向かった先は同じ西宮市内の津門球場。

「津門」は「つと」と読みます。難読。

ここでは阪神地区Bブロックの決勝戦が行われていました。(敗者復活戦ではなく、地区の代表決定戦のブロックです。)

 

到着時は1回表が終了した直後。カードは「甲南ー報徳学園戦」でした。

通常は公立校の試合を優先する私が何故私学同士の、それも甲子園常連校・報徳の試合観戦にわざわざ移動しながらやって来たのか?

それは「行けば何か面白いことが起こりそう」という一種の予感のようなものがあったからです。

 

 

1塁側(攻撃側):甲南高校。

甲南大学の附属校であり、もちろん私学です。

 

高校野球では個人的に今まであまり名前を聞かなかった学校ですが、近年強化されているのか上位に上がって来ることが増えてきたように思います。

 

 

グレーユニに濃紺基調(ストッキングはエンジがメイン)。

胸には「KONAN」。

若干の違いはありますが、甲南大学とユニのデザインが似ています。

↓参考までに下が大学のユニ。

 

 

 

3塁側:報徳学園。

説明不要ですね。

 

「行けば何か面白いことが起こりそう」、その予感はズバリ当たりました。

何と甲南が1回裏、報徳のエースを捉えていきなり4点先取。その後もリリーフ投手から中盤小刻みに加点していきます。

 

 

そして守備では再三のピンチをしのぎ、報徳に付け入る隙を与えませんでした。

終始明るい笑顔が溢れていた甲南ベンチ。

 

 

逆にイニングが進むにつれてだんだん「追い込まれた感」が強くなっていく報徳。

 

甲南の応援席からは「うちの歴史が変わるかも」という声があちこちで上がり始めました。

 

 

試合は当初誰もが予想しなかったであろう結果に。7-1で甲南の完勝でした。

その瞬間、1塁側応援席からは大きな歓声が上がりました。

甲南側に座って一緒に応援していた私も喜びを分かち合いました。おめでとうございます。

(ちなみにOB・関係者ではありません。汗)

 

 

勝った甲南はこの地区の第1代表に、敗れた報徳は第2代表になりました。

この試合に勝っても負けても県大会には行けるのですが、甲南としては報徳に勝ったことで今後弾みがつくかもしれません。

「学校の歴史を変える」のはむしろこれからが正念場でしょうね。県大会での健闘を祈っています。

 

あまり当てには出来ませんが、たまには予感が的中するものですね。(苦笑)

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