変更また変更（四国IL→九州六大学→高校野球）

 

先日の3連休期間中に台風襲来。これで予定が狂った人は多かったのではないでしょうか？

私もそのクチで変更を余儀なくされました。それも非常に痛い変更。

当初は香川に1泊2日の遠征で四国アイランドリーグを2試合観戦予定でした。ところが台風の為にキャンセル。これにより今年はとうとう四国ＩＬ観戦がゼロになってしまいそうです。近年四国ＩＬはリーグ戦の期間が短くなっており、私の観戦チャンスは減少しています。今年はこのワンチャンスに懸けたのですが失敗。悔しいです。

 

で、次に計画したのが福岡日帰りで「九州六大学観戦」。こちらも以前から行きたかったので「まあいいや」と早朝に大阪を出発。

ところが・・・。何と試合会場の最寄の路線が列車の脱線により不通になっていることが出発後に判明。道中の新幹線の中で慌ただしく再度計画練り直し。

「遠征失敗か？」と冷や汗ものでした。

 

そして変更に次ぐ変更で探し当てたのが福岡県の秋季高校野球でした。

試合会場は「桧原（ひばる）球場」。

 

 

恒例の入場料チェック。以前と同じく600円でした。

不正入場防止策のラインが相変わらず厳しいな～。（日によってラインの位置を変えるようです。苦笑）

 

 

この日は3試合日ですが、移動時間の関係で球場到着時には既に第1試合は終了していました。（〇博多5－0久留米筑水●）

第2試合は「香椎ー香住丘戦」。偶然ながら私の好む県立校同士の対戦だったので嬉しかったです。

それにしても後でこの写真を見て香椎の女子マネがスタンド側に向かって一礼している姿には驚きました。写っていませんが、おそらく控え部員も同じことをやっていたと思われます。

 

 

1塁側：香椎（かしい）高校。

1921年に創設された女学校が前身とのこと。長い歴史を持っていますね。

 

アイボリーユニにエンジ基調。

左胸に大きく飾り文字の「Ｋ」、その下に小さく「ＫＡＳＨＩＩ」。

 

 

 

3塁側：香住丘（かすみがおか）高校

こちらは1985年創立の比較的新しい学校。控え部員は極少でした。まあ、普通の公立では秋はそういうチームの方が多いでしょうね。

「普通の高校生がやっているスポーツ」、私はどちらかと言うとそれが観たいのですよ。

 

白ユニに濃紺基調。

胸には漢字で「香住丘」。

ストッキングのデザインは浪商や旧・京都商業を思い起こさせます。

 

 

 

世代交代したばかりの新チームは香住丘のような部員が少ない学校が多いのですが、香椎の応援スタンドの控え部員数はかなり多かったです。

予備知識が全く無いので「香椎は結構強いのか？」程度に思っていましたが、やはり打線はよく打つし、投手はやや制球に難があったもののストレートが速かったです。

 

 

 

香住丘は背番号「15」が先発。割合球速があったものの序盤から失点していきます。 

（スコアボードにメンバー表示が無かったので名前はチェック出来ず。）

 

 

ミスもあり、リードを許した香住丘は早めの継投。二番手は「10」番。

しかし香椎が優位に進めていきました。

 

 

香椎は9回2アウトの場面で二番手を投入。背番号は「11」番。サイドスローでした。

ところが緊張したのか制球を乱して四球を出しバタつきます。おそらく1年生でしょうね。たまりかねてキャッチャーが駆け寄り、気合いを入れていました。

 

 

何とか立て直した投手が抑えて試合終了。結果的に6－1で香椎の勝ち。

これで3回戦進出です。

福岡は敗者復活は無いようなので敗れた香住丘はこれで秋は終戦。来年度を目指すことになります。

 

この後の第3試合も観たかったのですが、元々日帰り強行軍の上に計画変更また変更で肉体だけでなく精神的にも疲れたのでやむなく帰路につきました。

 

 

博多駅で買って新幹線の中で食べた「かしわめし」。

最初の計画では折尾駅名物の立ち売り員さんから買って九州六大学野球を観ながら食べるはずだったので、この点では残念な思いでした。

次のチャンスはあるのかな～？

 

 

最後におまけ。スコアボードの珍表示。

スタンドの観客から「何じゃ～あれは！」と声が上がりました。（笑）