福島ホープスの試合初観戦 (BCL 福島ー武蔵戦)
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Mr.black
2018年03月20日 14:25 visibility1012
先日、福島県へ弾丸遠征しました。
目的はBCリーグのオープン戦観戦。個人的には福島県で初めての野球観戦になりました。
(オープン戦なので入場は無料でした。)
ところでBCリーグには現在10球団が加盟しています。(茨城は現在準加盟。)
私は過去9球団の試合を観戦しており、唯一見たことがなかった球団がこの「福島ホープス」。今回の目的はずばり「ホープスの試合の初観戦」でした。
上のトラックに描かれたマスコットは「キビタキ」というスズメのような小型の鳥がモチーフ。
左の女の子は「ノゾミン」、右の男の子が「キーボー」です。
この日のカードは「福島ホープス VS 武蔵ヒートベアーズ」。
どちらも2015年度からBCLに参戦したまだ歴史の浅い球団です。
3塁側:福島ホープス。
ホームチームですが3塁側でした。いつもそうなのか、それとも球場の形態によるものなのかは不明。
独立リーグ系の球団は二つの英単語を組み合わせたチーム名が多いのですが、ここはシンプルに「ホープス」。これは東日本大震災で苦しむ人達へ「望みを持ってもらいたい」という気持ちからつけられたネーミングです。マスコットの名前「キーボー」、「ノゾミン」にも同じ意味合いがあります。
福島は赤と白のユニ。
ちょっと見づらいですが胸には二段で「FUKUSHIMA HOPES」。
監督は元メジャーリーガー、岩村明憲氏です。
↑ 岩村氏の座右の銘「何苦楚魂」がプリントされた球団の車。
(2014は球団創立年度。リーグ戦参加は翌2015年度。)
1塁側:武蔵ヒートベアーズ。
夏の気温が高いことで有名な熊谷市が本拠地なので「ヒート」がチーム名に使われています。
埼玉県には西武ライオンズが居て競合が大変でしょうが、何とか頑張っています。
監督は元ロッテの角晃多氏。BCL史上最も若い監督です。
武蔵はホームとビジターでユニを明確に分けています。これはビジター用でグレーユニ。
胸には二段で「musashi BEARS」。
(ホームユニは同じデザインで上下とも白。)
さて試合ですが、まだオープン戦が始まったばかりで調整段階(調整不足)ということもあったのでしょう。
両軍とも投手がたくさん出てきましたが、どの投手も制球が定まらない感じでした。
ワンバウンドや高めにすっぽ抜けた球が多く、四死球が頻発。かなり長い試合になりました。
会場のスコアボードはパネル式で、この日はメンバーどころか得点表示も一切ありませんでした。
なので手元でメモ取り(苦笑)。
スコアは
武蔵 103 021 000 =7
福島 000 101 011 =4
で武蔵の勝ち。四死球やエラーなどでランナーが溜まったところで効率よくタイムリーが出た武蔵と出なかった福島の差でした。
既述の通り同じ年度にBCLへ加入した福島と武蔵。
おそらく他球団に対してよりはお互いライバル心が強いと思われます。
過去、福島は「東地区の後期優勝」が1回ありますが、チャンピオンシップで敗退。どちらの球団もまだリーグ優勝がありません。
はたしてどちらが先に優勝するでしょうか?
この日の試合は乱戦でしたが、何しろオープン戦が始まったばかりの段階。
独立リーグはNPBとは異なりキャンプなどの始動が遅く、かつ充実した状況でやっていないので春先の試合はグダグダになることもよくあります。これからの調整具合でしょうね。健闘を祈っています。
次回は球場レポートを。
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- 事務局に通報しました。
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