静岡県民球団、BCL入りを目指す
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Mr.black
2018年04月26日 13:16 visibility1561
つい最近の報道によると、静岡に県民球団が立ちあげられ独立リーグの一つ、BCリーグへの加盟を目指すということです。(現在は準加盟)
これは同じくBCL加盟を準備中の茨城アストロプラネッツにとっては朗報になるでしょう。茨城は以前よりBCL加盟を目指していたのですが、ここでネックだったのが「加盟申請中の球団が茨城だけであったこと」です。
BCL側の考えは「偶数球団でのリーグ運営が基本。奇数での運営は避けたい」というもの。なので茨城1球団だけの新規加盟にはこれまで難色を示していたのです。
実際、過去BCLは常に偶数で運営されていました。
2007年:4球団でスタート(新潟・富山・石川・信濃)
2008年:群馬・福井が新加盟、6球団となる
2015年:福島・武蔵が新加盟、8球団となる
2017年:栃木・滋賀が新加盟、10球団となる
このように新たに球団が増える時は常に2球団ずつでした。
茨城球団の準備はかなり進んでいるようですが、静岡はまだこれからというところ。
過去の通例だと静岡の準備が整ったところで2球団同時に新規加盟になるでしょうが、もし茨城が焦れた場合は一足先に茨城のみ加盟、翌年静岡が加盟ということが起こるかもしれません。
当初茨城は今年度のリーグ戦参加を目指していたのですからね。それが奇数を理由に先送りになっていたわけで、「これ以上は待てない」と主張することも考えられます。
はたしてどうなるでしょうか?
しかしながらずっと以前に関西独立リーグ(カンドク)が創設された時、同リーグは「四国ILやBCLとは異なる都市型リーグを目指す。最初は関西圏でのみ始めるが、ゆくゆくは東海圏、最終的には関東にまで拡大させる」とぶち上げていました。
その頃、風の噂では「愛知と静岡に球団設立の動きがある」とも聞きました。これはガセネタだったのかどうかは今となってはわかりません。何しろ御本尊のカンドク自体が散々ぐらついて拡大路線の話はすぐに立ち消え。後年リーグは解散したのですからね。(その後BFリーグとして再編)
カンドクのスタートから約10年後にこういう動きが出てきたというのは、当時から「チャンスがあれば」との思いが静岡県内にあったのかもしれません。
ちなみに静岡県民球団は「遠州地域を中心に」と標榜しているので、試合開催場所は浜松・掛川・磐田などがメインになるのだと思われます。
写真は浜松球場。
私事ですが「球場訪問100箇所」を達成したのがここだったので思い入れのある球場です。
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