去る者がいれば残る者もいる(愛知ディオーネ)

  • Mr.black
    2019年11月20日 11:23 visibility864

今回観戦したバスケの試合は14:05開始とやや遅め。そこで行く前にはあれこれ迷っていました。

 

「試合開始時間に合わせてゆっくり出発?」

「新幹線で早めに行って名古屋市内をブラブラ?」

「近鉄特急で鉄道旅を満喫?」(※)

 

(※)大阪(新大阪・難波)から名古屋への所要時間は新幹線で約50分、近鉄特急では約2時間。

 

どうしようか考えながらふと閲覧した女子プロ野球のHPで「愛知ディオーネの選手がイベントに参加」という記事を見つけました。

調べるとちょうどいい時間帯だったので「まずはイベント会場へ。その後バスケ観戦」と決めて出発しました。

 

イベントはJR貨物が主催で、名古屋の貨物ターミナル駅構内を開放して行われました。

 

 

会場へは「あおなみ線」という路線を利用。名古屋へは過去何度も行きましたが、これに乗るのは初めてでした。名古屋から5つ目の「中島駅」で下車。(約10分)

貨物駅は普段一般人が入れない場所で、迂回しながら入場しました。

 

 

これが入場口。今回のイベントは入場無料。

 

 

私は鉄ちゃんではありませんが、貨物駅なんて滅多に入れない場所なのであちこち見物しました。

当日はやっぱり大勢の来場者が居ましたね。

 

 

イベントは10時から15時まで。お昼を挟むので飲食の露店がたくさん出ていました。

 

 

屋外なのでこの時期は温かい物が欲しくなりますね。そこで味噌ラーメンを注文。

スープがちょっと塩辛く、かつヌルかったのが残念。(涙)

 

 

で、本来の目的場所へ。

この日は会場の一角で「ストラックアウト」が行われており、愛知ディオーネの選手が2人参加していました。

 

ところで私はこういったイベントで選手を見るのは初めてでした。

選手達が普段は営業・広報・イベント参加・ボランティア・地域貢献活動・野球教室開催・女子野球発展のサポートなどあれこれ行っていることは知っていましたがね。

 

 

当日会場に居たのは坂東瑞紀(みずき)投手。

参加者がボールを投げる側のサポートをしていました。

後方にディオーネの帽子を被った人が居ますね。女子プロ野球を応援してくれている方なのでしょう。(ちなみに私ではありませんので。)

 

 

もう一人は寺部歩美選手(写真右側)。

正捕手であり、今期はキャプテンも務めていました。チームの要の選手です。

こちらは的側を担当。

 

 

最初は見物のみのつもりでしたが、子供だけでなく大人も割合参加していたので私もちょいとやりました。

 

投げる時、坂東投手に「二人とも来年もプロでプレーするの?」と尋ねたら「はい」としっかり答えてくれました。その言葉が聞けたので2球だけ投げて切り上げました。本当は5球くらい投げられるのですがね。

 

「プロを去る選手は大勢いるが、残る選手もしっかりいる。それが確認できただけでもう十分」と思ったからです。

 

最後に寺部選手にも声をかけて会場を出ました。

 

「去る選手・残る選手、どちらにもこの先少しでも多く幸せが訪れますように」

毎回まるで父親目線ですね。(苦笑)

 

下はある試合での二人の様子。

 

 

↑ 坂東投手。

リリーフに備えて肩慣らし中の姿。先発もしますが、リリーフ登板が多いです。

 

 

↑ 寺部選手。

プロ通算100安打達成記念のシーン。

 

 

これは参加賞としてもらった飲むゼリー。もちろん「わかさ生活」です。

 

女子プロ野球の運営を巡っては世間でいろいろ言われていますが、「世の中に正解なんてあるのだろうか?選手達はいつも一生懸命やっている。何かしら不手際もあるだろうが運営側も努力はしているはずだ。我々ファンは信じて見守るだけ。普段見てもいない人間が無責任にあれこれ言わないでほしい」そう思います。

 

今回は遠征とイベントのタイミングが偶然合って幸運でした。

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