ひっそりと中止

夏の甲子園大会が中止と決まって以降、様々な人々が様々な意見を述べておられます。

そんな中、ひっそりと中止になった高校野球の大会が2つあります。

一つは明石球場がメイン会場の全日制の軟式野球大会。

もう一つは神宮球場がメイン会場の定時制通信制の軟式野球大会。

全日制は今年が65回目、定通制は67回目の大会でした。（つまり定通制の方が大会回数で上回っているわけです。）

TV・新聞などでマスコミが大々的に報じる硬式野球とは異なり、ほとんど口の端にも出てこない二つの軟式野球大会。

でも彼らにとっても「大切な青春の一時期」であり、中止は非常に気の毒です。

規模がそれほど大きくないので「こちらの大会こそ何か代替えで出来ないものか？」と思っています。

まあ、部外者の私があれこれ感情論で語っても仕方がありませんがね。

全日制・定通制ともに過去何度か観戦したことがあり、こういう時に「あまのじゃく」な私は硬式野球ほど恵まれていない軟式の選手達につい肩入れしてしまいます。

来年の大会が平常通り行われることを祈っています。

そして機会があればまたいつの日か観戦したいものです。

写真は定時制通信制の全国大会。場所は駒澤球場です。

メイン会場は神宮球場ですが、全ての試合が神宮で行われるわけではありません。

全試合甲子園で出来る硬式と比べていかに格差があるかがわかりますね。