元女子プロ・小西美加さん、大学女子硬式野球部の指導者へ

  • Mr.black
    2020年06月14日 09:54 visibility669

元女子プロ野球選手・小西美加さんが京都文教短大及び京都文教大学の女子硬式野球部の総監督に就任すると報道されました。

 

これは女子硬式野球部を持つ大学が少なく(現時点で8校とのこと)、高校で野球をやめる選手や他県の大学に進む選手がいることを考慮してのことだそうです。

 

プロの創設によって高校では女子硬式野球部が徐々に増えてきていますが、大学となるとまだまだ環境が十分整っていないのですね。

これはクラブチーム(社会人)も同様。

 

つまり高校とプロとの間にエアーポケットのような部分があるということです。

せっかく女子が硬式野球を出来る環境が育ちつつあるのに、高校まででやめてしまうケースが増えれば先行きが危ぶまれます。

 

これを何とかしようと考えているのでしょう。プロを去った選手がその後に高校・大学で指導者になったり、クラブチームに選手兼コーチとして入団するケースが増えています。

 

小西さんの場合は、ある時のTV番組で「私の中学~高校時代、女子の硬式野球部がある高校は全国にたった2校しかなかった。それも実家(京都)からは通えない遠方だったのでやむなく高校~短大ではソフトボールに転向した」旨語っていました。

 

自身の就任先を今回京都の大学にしたのはやはり「郷土愛」なのでしょう。

来年度スタートする京都文教短大・大学硬式野球部の健闘を祈っています。

 

 

↑ 最後に見た時の「投手・小西美加」。

はたしてどんな指導者になるのか?も期待しています。

chat コメント 4

  • ほっともっとフィールド神戸でさえ最近は老朽化と設備の陳腐化が目立ちます…
    100%税金負担が問題ならネーミングライツの収益で何とかならないものかと思いますよ。
    もしくはクラウドファンディングとか…

    • 「ほっともっと」もそれなりに老朽化してきていますが、現状の明石に比べれば十分良い球場ですからね・・・。明石が使えない時期の暫定的な仕様でも、と考えています。

      公的資金で足りなければ、おっしゃるようにクラウドファンディングになるかもしれません。

      外観以上にかなり傷んでいるようですから、改修よりはいっそ建て替えの方がいいでしょうが、ブログに書いたように「埋蔵文化財」の問題はあると思われます。

  • 高校軟式野球を取り上げて頂き、ありがとうございます。
    今年母校は明石に進出したモノの、残念ながら初戦敗退でした。
    しかしながら、来年度から大学と同じ敷地に移転するため、現校舎での最後の戦いで、全国に行けたことは喜ばしいですし、選手には感謝です。

    でも軟式と硬式・・・同じ高校野球でも、高野連・報道各社・学校の支援体制・等々、あまりにも扱いの差が大きくあきれます。
    (特に高野連)

    もう少し、メディアでも取り上げてもらいたいですし、高野連がもっとサポートするべきだと常々感じています。

    北海道(札幌)では今日から秋季大会、母校は明日決勝戦・・勝利を祈っております。

    • 校名がまた変わっていましたよね。前回からもう8年も経っています。今回はパンフが手に入りませんでした。(汗)

      私も軟式の扱いがあまりにも低いので、以前は「もっとマスコミが取り上げて欲しい」と思っていました。
      でもそうなると話題性を上げる為に「むやみやたらな青春讃歌」に走らないかと考えるようになり、「このままの方がいいのかも?」と思うようになりました。

      ただ、会場や日程など運営については改善して欲しいと思います。
      今回の明石の状況はかなり劣悪だったので、大改修するか建て替えし、その間だけでもGS神戸で開催して欲しいと感じました。