恐竜が闊歩する野球場?(御坊市民球場)
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Mr.black
2020年09月19日 16:19 visibility1796
今回「2代目カンドク」を観戦したのは和歌山の「御坊市民球場」。
正式名は「御坊総合運動公園野球場」です。
グランドは内野クレー、外野天然芝。両翼92m、センター120m。両翼が狭いですね。
照明はありません。
スタンドはバックネット裏~1・3塁ダッグアウト横辺りまでが全て長イス。(屋根は無し)
それ以外の内野スタンドは芝生席です。この芝生席の傾斜はあまりないので観客が多ければ視界は良くないと思います。
外野は急傾斜の土手になっており、実質スタンドはありません。
この球場はおそらく丘を削って造ったと思われます。外野側がグランドよりも高くなっており、そこから中が丸見え。タダ観し放題の構造です。
そしてタイトルの説明ですが、上の写真のようにライト側の土手上に恐竜の形をした遊具があります。
内野スタンドからライト側を見ると球場周辺を恐竜が闊歩しているかのような面白い光景を目撃出来るのです。
スコアボードはパネル式で得点表示のみ。選手名や審判名は出せません。カウントはBSO。
ちなみにスコアボードは外野の斜面に建ててあり、これも珍しいです。↓
トイレは場外にしかありません。
そして公園周辺には何もない辺鄙な場所なので飲食物は持参が必須です。(飲料の自販機のみあり。ただし売り切れ注意。)
公共交通機関でのアクセスはJR「御坊駅」からタクシーで15~20分。
または紀州鉄道「西御坊駅」からタクシーで10~15分。この紀州鉄道は日本国内で路線距離が最短の鉄道会社ということらしく、せっかくの機会だったので乗車したかったのですが、平均1時間に1本しか便が無く、タイミングが合わなかったので断念しました。
このようにアクセスが悪く設備面も劣り、従って公的な試合の開催頻度が低い球場なので、通常であれば観戦する機会などなかったはずの場所です。
それが実現したのは独立リーグの存在。野球場徘徊者である私にとっては貴重な野球組織なわけです。
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