甲子園がキャリアハイになってはいけない
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Mr.black
2021年01月22日 10:18 visibility560
かつて夏の甲子園で全国制覇したチームの主将が強盗事件を起こして裁判を受けているというニュース。驚きましたが、過去にも「元甲子園」の人間が事件を起こす報道は何度かありました。
多少の差はあるものの、共通するのは「その後のどこかで挫折して野球を辞め、そこから転落が始まった」ということです。
私は常々「甲子園は素晴らしいところであり、そこを目指すのはいいことだ。甲子園に出場できたら最高だろう。だけど、本当に大事なのはその後の人生をどう送るかだ。仮に全国制覇できたとしてもそれは人生のまだ序盤。そこが頂点になってしまってはいけない」と思っています。
数年前の夏の大会のキャッチフレーズにたしか「自分史上最高の夏」という言葉があったと思いますが、あれには違和感ありました。
「十代後半が人生のキャリアハイになってはいけない」と考えているからです。
そして『野球バカ』という言葉がありますが、この肯定否定は意見が分かれるところだと思っています。
私の考えは「野球も一生懸命にやるが、他のことにも情熱を傾けなければいけない。野球をとったら何も残らない人生観ではいけない」です。
『野球バカ』は前者でこそ肯定しますが、後者だと否定派です。
甲子園出場や全国制覇はほんの一瞬の栄光であり、その後の人生で挫折した時にどう対応するかが大事と思います。これは野球選手に限らずに。
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