ようやく実現する女子の甲子園
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Mr.black
2021年04月30日 15:28 visibility1147
休んでいましたが突発的に更新いたします。
昨日、今夏の甲子園で高校女子硬式野球全国大会の決勝戦が実施されると報道されました。
実は数年前より「女子の決勝戦を甲子園で開催」というプランは出ていました。それは以下の2案。
1.男子の決勝戦の前に実施
2.近年設けられた休養日を利用して実施
このうちの「2」が採用されたわけです。
女子プロ野球を創設したわかさ生活社長の角谷建耀知(かくたに けんいち)氏が原作の漫画「花鈴(かりん)のマウンド」でも女子の決勝戦を甲子園で実施することが決まったシーンが描かれていましたが、それがフィクションではなくようやく実現することになります。
(※)この写真では「紫々丸」となっていますが、これは角谷氏のペンネームです。
「女の子だって甲子園!!」これがこの漫画のキャッチフレーズで、実際女子プロ野球の試合会場でもこのフレーズは様々に掲示されていました。
その女子プロの方は残念ながら選手数の減少により今期のリーグ戦が行われない状況になっています。
プロの先行きは不透明ながら、それと反比例して高校・大学・クラブなどアマチュアの方はじわじわとですが拡大してきています。特にクラブチーム界では現時点で西武・阪神のNPB2球団が支援を行っており、今後の発展が期待されています。
個人的にはプロの創設が今日の大きなうねりを生んだと思っています。
今回の措置が一過性のもので終わらず、これを契機に女子野球の裾野が更に広がっていけば、と願うばかりです。
<追記>
甲子園に出られたのは神戸弘陵と高知中央の2校。優勝は神戸弘陵高校でした。
どちらの選手も非常に嬉しそうで良かったです。
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- 事務局に通報しました。
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