ついに茨城県を初訪問(JABA北関東大会:エイジェック VS スバル)

  • Mr.black
    2021年10月06日 13:32 visibility461

緊急事態宣言が明け、ようやく野球観戦で遠征出来るようになりました。

とは言え野球シーズンは最終盤に差し掛かっているのと、まだまだ「無観客」で試合している組織もあるので選択肢は限られています。

 

数少ない中から今回私が選んだのは社会人野球でした。

現在各地で都市対抗の最終予選が行われており、その内の一つ「JABA北関東大会」が休みと合致したので出向きました。

実はこの大会、9月下旬から始まっており、月末までは無観客でした。しかし宣言解除に伴い10月1日より有観客へとシフト。そのお陰でこの遠征が実現した次第です。今期ほとんど動けず悶々としていた身にとっては非常にありがたいことでした。

 

 

試合会場は茨城県の日立市民球場。

個人的なことですが、野球観戦だけでなく観光や所用を含めても初めての茨城県訪問となりました。

そしてこれによって関東地方の全都県で野球観戦するという目標が達成出来ました。最後の茨城県には手こずりましたが。

 

この日行われていた試合は都市対抗の北関東第二代表決定戦。

カードは「エイジェック VS スバル」でした。

前日に地元の日立製作所が第一代表を決めており、この第二代表は最後のイスになります。両チームにとって負けられない重要な一戦です。

 

 

1塁側:エイジェック

まだ創設されて数年の新鋭チーム。都市対抗初出場を狙います。

エイジェックは人材派遣などを行う会社で、本社は東京ですがチームの本拠地は栃木県小山市です。

 

余談ですがエイジェックには女子硬式チームもあり、そちらは元女子プロ選手が数名在籍しており、直近では関東ヴィーナスリーグの1部リーグ(プレミアリーグとも言う)で優勝するなど強豪です。

それで考えると男子チームもこの場に立っているということはかなり強化されているのでしょう。

 

白ユニに青基調。胸マークは「AGEKKE」。

 

 

3塁側:スバル

 

3塁側なので上:濃紺、下:白のセカンドユニを着用。胸マークは「SUBARU」。

以前の社名は「富士重工」でしたね。いずれ旧社名を知らない人が増えていくことでしょう。

 

スバルは前日に第一代表を懸けて日立製作所と戦いましたが敗れ、この試合がラストチャンスになります。

名門と新鋭の試合は序盤ゼロ行進の接戦となりました。

 

エイジェックは初めて観たのですが、突出した選手がいない反面、総合力は高いチームでした。

 

均衡が破れたのは5回裏。エイジェックが2点先制します。

その後、8回表にスバルが1点返し、2-1のまま試合は最終回へ。

9回表スバルは先頭打者が四球で出塁したのですが、エンドラン失敗でランナーが2塁でアウト。これが響いてそのまま無得点でジ・エンド。

エイジェックのリリーフ投手がプレッシャーからか制球が不安定だったので、もっとじっくり攻めてもよかったように思えました。決勝点もサードゴロのお手玉で献上したもので、悔いの残る敗戦になりました。

 

でもエイジェックの粘りは見事でしたし、名門チームでも負ける時はそういうものなのでしょうね。

 

 

勝って初の都市対抗の切符を掴んだエイジェック。全員大喜びで、中には号泣している選手もいました。

 

 

おめでとうございます。都市対抗での健闘を祈っています。

惜しくも敗れたスバルには来年の奮起に期待します。

 

 

最後に二つ補足説明を。

一つ目は上のスコアボードですが、「都市対抗の予選」なのでチーム名ではなく、本拠地の都市名で表示されています。 

太田市がスバル、小山市がエイジェックです。

 

もう一つは入場料。

今大会はバックネット裏のみ有料で600円。その他の内外野スタンドは無料でした。

コロナの影響でバックネット裏席は250人までと入場制限がありました。

 

次回は球場レポートを。

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