遥かなる東都1部リーグ

ついに10月4週連続の野球観戦です。シーズン終了前の食い溜め状態。（苦笑）

 

 

今回訪れたのは神宮球場。観戦したのは大学野球・東都の1部リーグ戦でした。

神宮をリーグ戦の会場として使用しているのは「東京六大学」と「東都（主に1部）」です。しかし六大学が週末の土日を全て押さえてしまうので、東都は通常火曜～金曜の日中にしか試合が出来ません。これが試合観戦の大きなネックになるわけです。

東都が大学野球の中では東京六大学に次いで世間の認知度があるリーグにも関わらず「実際に神宮で観戦したことがない」人が多い直接の原因になっているのでしょう。

 

かく言う私自身も東都の1部リーグを実際に観戦したのは遥か昔の若い頃。それも「たまたま東京に出かけて、空いた時間に神宮を通りがかったら試合していたのでフラッと立ち寄った」というものでした。

なので漫然と短時間観戦して退去。対戦カードすら覚えていないレベルです。（汗）

 

それ以降では6年ほど前に入替戦を一度観戦しただけ。（東都は4部制）

実質「初めて観戦する東都の1部リーグ戦」と言ってもいいくらいです。

 

前置きはここまでにして。

この日観戦したのは2試合。第一試合は「駒澤大学ー日本大学戦」。

 

 

1塁側：駒澤大学

 

リーグ戦ではありませんが、秋の明治神宮大会で一度だけ観戦しました。その時は今永投手が先発登板。後に横浜DeNAに入団して活躍するだけあってパッと見でも「いい投手」とわかるレベルでした。

駒澤は今季は現在2位。

 

白ユニに青基調。サブカラーはオレンジ。

胸マークは「KOMAZAWA」。

前回見た時と同じデザインです。

  

 

3塁側：日本大学

 

春季リーグ戦時は2部でしたが、その後の入替戦を制して1部に上がってきました。

昨年のコロナの影響で今春は1部に7校が存在しており、数の調整の為この入替戦では東洋大と立正大の2校が一気に2部に降格となりました。

しかしながら1部で勝つのは厳しいですね。日大は現在5位と苦戦しています。

 

アイボリーユニに黒基調。サブカラーは赤。スクールカラーであるピンクは採用していません。

胸マークは「NIHON」。

 

 

既述の通り東都の試合は平日開催なので、東京の通勤ラッシュは避けようと思いました。

その為時間を意図的にずらせて神宮に到着。場内に入った時は2回裏の駒澤の攻撃中、スコアは1－1でした。

 

3回裏には駒澤の鵜飼選手（中日ドラフト2位）が見事なHR。評判通りのスラッガーでした。プロでの活躍に期待です。

しかし日大がすぐに追いつくなど試合展開は一進一退の攻防。

 

ただ、どちらの投手も制球がやや不安定。キャッチャーが捕れないような抜け球も結構目立ちました。

全般的に投手のリズムが悪くて球数も多く、そこに投手交代が度々あったのでスコアの割には長い試合になりました。

 

ここで個人的に困ったのは空腹。（苦笑）

「東都の試合だから神宮の売店が1～2箇所くらいは開いているだろう」と甘く考えて飲食物を何も持たずに入ったら全て閉まっていたのです。なので自販機で販売している飲料以外何も口に出来ず大いに困りました。

 

 

↑「ガーン！」な瞬間。

 

出発前に朝御飯を食べてからかなり時間が経過していたので我慢できず、やむなく試合途中で一旦外出し、食事を済ませて再入場。半券を示せば再入場可だったので助かりました。

ちなみに東都1部の入場料は一般1，500円。感染症対策で再入場不可だったら危うくチケット買い直しで3，000円になるところでした。（汗）

6年くらい前のことなので記憶が不確かですが、前回の入替戦の時には売店が開いていたはずなのですがね。これもコロナの影響でしょうか？

 

食事を済ませてもまだ試合は続いており、結局3時間以上かかりました。大学の試合にしてはかなり長かったです。結果は6－2で駒澤の勝ち。

勝ちはしたものの、かなりバタついた展開でした。

 

 

↑　神宮は得点の上下にヒット数が表示されるのですが、そのせいでスコアボードがゴチャゴチャしており、個人的には苦手。

 

 

コロナの影響で応援団はライトとレフトにのみ陣取ります。これは六大学も同じ。

いつか元通り1・3塁側の内野スタンドで応援出来るようになればいいですね。

 

 

中国地区リーグの監督の背番号は「30」でしたが、東都は「50」です。

大学野球はリーグごとに様々異なる運営があり、そういう自主性や個性が面白いと考えています。

（なお、私の地元・関西六大学の監督は背番号「60」です。）

 

 

第二試合は次回で。