イチゴは甘くない（鹿沼球場）

今回、BCリーグを観戦したのは栃木県鹿沼（かぬま）市の「鹿沼運動公園野球場」。

ネーミングライツにより現在は「ヤオハンいちごパーク野球場」になっています。

 

「ヤオハン」は「八百半フードセンター」という栃木県を基盤とする地方スーパー、そして鹿沼市が近年イチゴを市のイメージシンボルにしている為にこのネーミングになったようです。

 

 

球場正面口の表示は可愛らしい物ですが・・・。

 

 

内野スタンドはコンクリート階段席のみ。名前と裏腹に甘くないスタジアムです。（汗）

 

 

ダッグアウト横から外野は芝生席で段々になっています。

全体の収容数は公称13，500人。

 

 

グランドは内野クレー、外野天然芝。両翼91．7ｍ、センター120ｍ、と狭いです。

 

 

照明は4基。昭和を感じさせる鉄骨式ですが、形は斜めの主柱を前で支えるちょっと珍しいタイプ。

 

 

スコアボードはセンター正面に位置し、パネル式。

「表示が小さい」「ランプも小さい」「DH制非対応」「ポジション表示が出来ない」など欠点がいくつかあります。

 

そして収容数の割にトイレが少ないのも大きな欠点。おまけにトイレの出入口通路が極端に狭いので、譲り合わないと行き来できません。

 

交通アクセスも不便でした。バス便があるようですが、数が少ないのでやむなくJR日光線の「鹿沼駅」からタクシーに乗りました。片道20分くらいで料金は3，500円前後。（痛い。涙）

 

いろいろ欠点があり、その為高校や大学等の主だった試合での利用頻度はかなり低いです。 

BCリーグが無ければおそらく訪問しなかった（出来なかった）であろう鹿沼球場。

ちなみに栃木ゴールデンブレーブスが今期利用するのはこの1試合のみ。逆に言えば「よそ者にとって超穴場の球場を開拓する機会に恵まれた」のかもしれません。

 

 

なお、今回の遠征記はまだ続きます。