二つの台風でプラマイゼロに（大学野球・東京新大学リーグ1部）

先日の三連休期間にやって来た台風。

その前の台風では予定が狂い、今回の台風では逆に思いがけない機会が訪れました。トータルでプラマイゼロに。

でも願わくば来て欲しくない厄介な自然災害ですよね。数年前の台風では我が家の一部が損壊するかと思うくらいの恐怖を感じました。

 

今回は台風による荒天で主に東日本で日程スライドが発生し、急遽観戦する機会が訪れた試合がいくつかありました。その中で選んだのは「東京新大学野球」のリーグ戦です。

このリーグは4部制の大所帯。今回観戦したのは1部リーグ戦で、個人的には2回目の訪問です。

 

本来は下部リーグも観戦したいのですが、下部はどのリーグも加盟校所有のグランド・球場を使用するケースが多いです。そしてコロナ以降はそういう会場は「一般客来場不可」にされていることが多く、かつ有観客か無観客かの情報が不足しているので以前よりも更に観戦機会が減少しています。いつか普通に行けるようになって欲しいものです。（出来ればそういう情報発信をもう少しやって欲しいのですがね。）

 

前説が長くなってしまいました。本題へ。（汗）

 

 

試合会場は埼玉県の飯能（はんのう）市民球場。 

この日は3試合日で、第一試合は「流通経済大ー共栄大戦」。

 

 

1塁側：流通経済大（以下「流経大」）

 

長年創価大と2強を形成している学校です。通算優勝回数では創価大に次ぐ2位。

過去に一度観戦歴あり。当時はドラフト候補生の生田目（なばため）投手がおり、たまたま登板日に当たったのでスタンドにはスカウトの姿が見られました。同投手は大卒時には指名されなかったものの、社会人経由で日ハムに入団しました。そういう選手が出て来るほど強豪ということですね。

 

ところでこのリーグはユニを2パターン使用するチームが多いようです。

その場合、基本的に1塁側の時は白ユニ。3塁側の時はカラーユニを着用しています。

なので流経大は赤と紺がサブカラーの白ユニ着用。

胸マークは筆記体で「Ryukei」。

前回も1塁側だったのでこのユニでした。ちなみにセカンドユニは紺と白のツートンユニのようです。

 

 

↑　前回観戦時。写真が生田目投手。（2016年秋）

 

 

 

3塁側：共栄大

 

既述のようにこのリーグは創価大と流経大の2強時代が長かったのですが、近年この共栄大が4回優勝するなど急速に食い込んできています。今季も優勝戦線に参加。将来的に3強時代になっていくかもしれません。

 

共栄大は3塁側なので赤と白のツートンユニ着用。サブカラーは黒。

写真では分かりませんが、 赤ユニには黒の非常に細い縦じまが入っています。

左胸にロゴマーク（校章とは異なるデザイン）、その下に小さく二段で「KYOEI」「UNIVERSITY」。

 

 

何しろ試合会場が自宅から5時間以上もかかる場所なので、早朝出発しても第一試合（9時開始）の終盤になっていました。その時点で2－0で流経大がリード。結局そのまま逃げ切って勝ちました。

 

 

 

これで流経大が2勝し、勝ち点を奪いました。（1部は勝ち点制。2部～4部は2試合固定の勝率制。）

リーグ戦は折り返し地点。流経大にとっては大きな勝ち点となり、逆に共栄大は一歩後退しました。三つ巴状態から最後に笑うのはどこになるでしょうか？

 

次回は第二試合を。

なお、東京新大学リーグは入場無料です。