インパクトある崖（飯能市民球場）

今回、大学野球・東京新大学リーグを観戦した場所は埼玉県西部にある「飯能（はんのう）市民球場」。

 

池袋から西武鉄道に乗って最寄り駅まで50分程度かかる郊外にある球場ですが、高校・大学・独立リーグなどで私の思っていた以上に利用されています。開催数は少ないもののNPBファームの公式戦も行われます。

 

 

グランドは内野クレー、外野天然芝。広さは両翼92ｍ、センター120ｍ、と昔の規格です。

照明は6基あり。その為、大学のリーグ戦は一日3試合組めるようになっています。

 

 

スコアボードはセンター正面にあり。

得点部分は電光式。おそらくは旧式の電球式と思われます。

選手名や審判名はパネル式。ただしこの日は表示無し。ポジション番号は出せないようです。

 

 

バックネット裏からダッグアウトまでのコンクリートスタンド部分は全て長イス。

そこから先のポール際までは芝生席で、外野スタンドはありません。

全体の収容数は1，500人。

 

バックネットの無い場所は全般的にフェンスが低く視界良好です。ただしライナーのファールボールには注意が必要。屋根はありません。

1塁側のそばには道路があるので、高い防球ネットが張ってあります。

 

  

 

この球場の大きな特徴は正面スタンドすぐ前にある崖。結構近く、なおかつ切り立っているのでインパクトがあります。大雨などが続いて崖崩れが起こったら球場にモロ影響が出ると思われます。（汗）

 

実はこの球場はかなり以前に「とあるマイヤキューさん」から教えていただいた場所です。

「すぐそばに崖がある印象的な球場ですよ。是非行ってみてくださいね」と紹介してもらったのですが、なかなか訪問出来ませんでした。

10年以上も経過してようやく実現し、この崖を見た時「お元気かな？」と思い出した次第です。

 

こういう崖や斜面が近くにある球場の個人的なランキングは以下の通り。（あくまでも個人の感想です。）

1位：高砂（兵庫）

2位：飯能（埼玉）

3位：アグリあなん（徳島）

 

 

交通アクセスは西武池袋線「元加治（もとかじ）駅」から南へ徒歩13～15分程度。久しぶりに「駅から歩いて行ける野球場」でした。

ただし、周辺には何もないので飲食物持参は必須です。駅からの道中に一軒だけコンビニ（ローソン）があり、ここで調達しないと大変なことになります。

 

2週連続で実施した弾丸遠征。さすがに疲れたので、少し休みます。

鋭気を養って次回に備えるつもりです。

読んでいただきありがとうございました。