2年連続でハマスタへ(神宮大会関東代表決定戦:中央学院大ー横浜商大戦)
-
Mr.black
2022年11月08日 16:48 visibility539
大阪ドーム(京セラドーム)で開催されている社会人野球の日本選手権観戦を諦めた私。「代わりになる試合を」と検討した挙句、横浜へ行くことにしました。明治神宮野球大会(以下「神宮大会」)の関東地区代表決定戦がちょうどハマスタで行われていたからです。この大会を観戦するのは2年連続で、通算3度目になります。
以前にも書きましたが、再々度説明しますとこの大会は関東5連盟から各上位2校が出場。10校中、決勝に進んだ2校だけが神宮大会の本戦に出られるのです。なお、東京六大学と東都はこの予選免除で各優勝校がすんなり出場できます。今年は明治大(六大学)・國学院大(東都)となっています。←う~ん、優遇されてるな~。
この日は初日で1回戦2試合、2回戦1試合が組まれていました。
第一試合は「中央学院大ー横浜商大戦」。
1塁側:中央学院大(千葉リーグ2位)
昨年の神宮大会優勝校です。以前からそこそこ強いチームでしたが、近年更に力を付けてきており、メジャーな大学を凌駕しそうな勢いを感じます。
白ユニに縦じま(←青または濃紺?)。メインカラーは青。
胸マークは「CHUO GAKUIN」。
試合中の応援団のコールを聞くと「中院(ちゅういん)」だったので、これが学校の略称なのでしょうね。なので以下「中院大」と表記します。
3塁側:横浜商大(神奈川リーグ2位)→以下「商大」と表記
このリーグは桐蔭横浜大と神奈川大が2強ですが、この横浜商大もそれに次ぐ力を持っています。今回は神奈川大を抑えての出場。中継映像も含めて初めて見ました。まだまだ実際に見ていない大学はたくさんあるので、こういった機会は貴重です。
濃い水色ユニに濃紺基調。
胸マークは「SHODAI」。
付属の高校とはユニのデザインが異なりますが、個人的にはその方がお互いの独自性があっていいと思っています。(あくまでも個人の考え。)
↑ 余談ですが、上はハマスタにある神奈川大の広告。「神大(じんだい)」が略称ですが、近年は「KU」のロゴを強調しているようです。
朝の通勤ラッシュは避けたかったので、少し時間をずらせて球場到着。その時点では2回表まで進んでおり、0-0でした。
商大の投手陣も頑張っていたのですが、中院大の打者は粘り強い攻撃を繰り広げ、中盤に4点奪い優位に立ちます。今季はリーグ2位になっていますが、やはり中院大にはかなりの力があると感じました。
7回まで僅か1安打に抑えられていた商大は8回表に逆襲。連打で一気に4点返して4-4の同点に。地元ですからスタンドは俄然盛り上がりました。
しかし中院大はその裏すかさず1点勝ち越し。これで勝負がつきました。5-4の接戦を制して中院大が2回戦進出。次の相手は東京新大学リーグ1位校の流通経済大です。
↑ 勝利を喜ぶ中央学院大の選手達。
しかし大会は始まったばかり。リーグ2位校は1試合余分に戦わなければならない(※)ので、神宮へ行く為にはあと2回勝つことが必要です。はたして中院大の神宮大会連覇はなるでしょうか?
(※)出場校数の関係で1校だけ2回戦からとなります。今回は関甲新リーグ2位校の白鷗大が該当。
↑ 昨年も同じ手法でしたが、今大会も試合開始と終了時の挨拶はホームベース付近ではなく、それぞれのベンチ前で行われました。各地のリーグ戦では従来通りのやり方に戻しているケースが多くなってきましたが、この大会はまだまだ慎重に運営されています。
ところでこの関東大会、情報不足なのが玉に瑕。もうちょっとアピールしてもいいと思うのですがね。訪問の為に毎回あれこれ調べる手間が結構面倒。
今大会は特に入場制限無し。マスク着用・声出し応援禁止・場内禁酒禁煙以外はそれほど厳しい規制はありません。
入場料は一般1,000円。半券を示せば途中の出入りOKです。
なので今回は第一試合と第二試合の間に外出して飲食店でしっかりした昼食をとりました。場内の売店は一応3軒ほど開いていましたが、軽食程度しかなかったのでこれはありがたい措置です。何しろ早朝出発して移動時間が長かったので、お昼前の早い段階からお腹がグーグー。(苦笑)
願わくばこういう細かい情報は事前に明示して欲しいのですがね。現地に行って初めて知る情報もあります。(場内禁酒なので売店でアルコール類は販売していないとか・・・。苦笑)
でもまあ、これが大学野球らしさなのかもしれません。基本的に「世間に媚びない」風潮があります。
↓ 大盛りの醤油ラーメン。これでようやく落ち着きました。(笑)
最後に以下に簡単な説明を。
神宮大会の本戦は今年が第53回目。
なお、この代表決定戦は現在「横浜市長杯」も兼ねており、市長杯としては第18回目。基本的に会場はハマスタです。
今年は11月7日より4日間開催。雨天順延。
<出場校> 左側がリーグ1位校
千葉県:国際武道大・中央学院大
関甲新:上武大・白鷗大
東京新:流通経済大・創価大
首 都:日体大・筑波大
神奈川:桐蔭横浜大・横浜商大
さて、空腹を満たした後の第二試合は次回で。
- favorite11 chat2 visibility539
-
navigate_before 前の記事
さよならエレファンツ
2022年11月1日 -
次の記事 navigate_next
強豪校の底力と執念(神宮大会関東代表決定戦:創価大ー筑波大戦)
2022年11月9日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件