つい口ずさんでしまった歌（日立製作所会瀬球場）

今回、JABA日立市長杯を観戦した一箇所目は「日立製作所会瀬（おうせ）球場」。

文字通り日立製作所の所有で、同社の野球部の練習場であり、公的な試合も開催されます。

球場の呼称は様々で、正式な名称はあいにく知りません。汗。

 

 

過去何度か改修されたようですが、直近では2018～19年頃に行われました。

正面のオレンジ色の壁が鮮やかですね。ここに大きく「HITACHI」と文字があるので、思わず「この～木、なんの木、気になる木～」と小さくですが口ずさんでしまいました。苦笑。

 

 

グランドは全面人工芝に変えられました。バッターボックス周辺のデザインは他の人工芝グランドと異なり、印象的です。

両翼100ｍ、センター122ｍ。ファールゾーン等が全く同じ広さかどうかは知りませんが、基本的にここのグランドは東京ドームの規格に合わせてあるらしいです。それは都市対抗で勝つことを考えてのことでしょうね。

 

照明はありません。

 

 

ちなみに球場正面から1塁側に回ると、日立野球部のこれまでの栄光を物語る品々が展示してありました。

ただ、不思議と私はまだ球場で日立の試合に当たったことがありません。いつか観戦したいものです。

 

 

3塁側には飲料の自販機が3台設置されているのでありがたいです。

トイレはこの周辺にあります。

 

 

スタンドは内野が全て長イス。バックネット裏には屋根があります。外野に若干芝生の土手がありますが、一般はおそらくそこには入れないでしょう。

この座席ですが、前後の間隔が広めでゆったり座れる反面、段差があまりないので前に人が居たら視界が悪くなると思われます。この日は観客が少なかったので問題無しでしたが。

 

 

収容数は約1，000人。

ただし、写真で座席に白い部分がありますね。現在この部分は着席禁止になっています。なので現時点では400～500人くらいしか入れないと思います。まだまだコロナの影響が残っています。

 

 

ブルペンはしっかり区切られています。これがスタンダードな規格になって欲しいといつも思います。

ファールゾーンで何もないブルペンはライナーなどがバッテリー（特に投手）を直撃しないかといつも心配になりますからね。

 

 

スコアボードは左中間寄り。得点・カウント・ジャッジ・スピード表示と時計のみの簡素な物です。表示はLED式。

 

 

左中間フェンスにはチームのスローガンらしき横断幕が。基本は練習場ですからね。

 

社会人所有球場での観戦数はまだほんの片手未満。（パナソニック・大阪ガス・日立製作所）

少しずつでも積み上げたいものです。

 

最後に交通アクセスを。

ここは比較的行きやすい場所でした。JR日立駅の西側（海と反対の側）から路線バスを利用。

「平和台霊園前行き（※）」に乗車し、「会瀬グランド前停留所」で下車。ここから徒歩5～8分くらいです。（行きは道路を渡る関係で少々遠回りになります。）

乗車時間は5～7分程度。運賃は190円。バス便は一時間に2～3本あるので便利です。ただし、専用のバスカード以外のICカードが使えないのがネック。小銭の準備が必要です。

 

（※）他にも行ける路線があるようですが、余所者で不確かなので割愛します。

 

次回は二箇所目の「ひたちなか球場」のレポートです。