逃した魚は大きい(都市対抗近畿2次予選:マツゲン箕島ー日本生命戦)
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Mr.black
2023年05月23日 16:56 visibility548
今年の花粉症は例年よりもかなり酷く、その為3月~4月は遠征時の体力温存策として近場での観戦を全て見送りました。
それがようやく治まり、今期初の地元観戦を実施。訪れたのは舞洲(まいしま)スタジアム。現在はネーミングライツで「大阪シティ信用金庫スタジアム」となっています。
ここで観戦したのは社会人野球の都市対抗近畿地区2次予選。東京ドームへの出場権を競う最終予選です。
この日は1回戦3試合が組まれていました。
第一試合のカードは「マツゲン箕島ー日本生命戦」。
1塁側:マツゲン箕島硬式野球部(以下「箕島」)
高校野球の名門・箕島高校野球部OBが中心となって作ったクラブチームで、当初のチーム名は「箕島球友会」でした。ちなみに指導者や選手の中に箕島高校出身者が居るものの、必ずしも同校OBだけで構成されているわけではありません。
現在は地元のスーパー「マツゲン」がメインスポンサーとなっており、その為このチーム名になっています。
ユニもかつてはライトブルーが基調でしたが、現在は赤基調に変更。(おそらくマツゲンの企業カラーなのでしょうね。)
胸マークも「MATSUGEN」になっています。
3塁側:日本生命(以下「日生」)
こちらは説明不要ですね。社会人野球界の名門中の名門。個人的にも社会人野球の中で一番観戦数が多いチームです。
しかし昨年はこの2次予選で敗退し、都市対抗に出場できませんでした。当然ながら今年は昨年の雪辱を期しています。
朝の通勤通学ラッシュを避けたので、球場へは少し遅れて到着。3回表まで進んでいました。
その時点では1-0で日生がリードしていましたが、中盤箕島が反撃。集中打で4-1とひっくり返し、優位に立ちました。
俄然「大物食い」を期待したのですが・・・8回裏に今度は日生が集中打で一気に5-4と再逆転。そのまま逃げ切って2回戦に進みました。
「あぁ、もったいなかったな~」と思わずため息が出ました。このスコアボードを見ると改めてそう思います。
敗れた箕島。さすがに選手達は悔しそうな表情でした。
しかし、まだチャンスはあります。都市対抗の近畿枠は「5」。敗者復活戦を勝ち上がれば東京ドームに行けます。見た限りチーム力は結構なレベルだったので、今後も厳しい戦いにはなるでしょうが決して遠い夢ではありません。健闘を祈っています。
なお、箕島の敗者復活戦の相手は「アスミビルダーズ」です。(昨年までは「神戸ビルダーズ」)
一方、勝った日生の次の相手は「ミキハウス」。強敵です。
まだまだ先が長い戦いになります。はたして昨年の雪辱なるでしょうか?
この2次予選、途中ブランクがありますが6月11日まで(雨天順延)行われる比較的長い大会なのでご興味の湧いた方はご観戦ください。なお、会場は2箇所。
舞洲スタジアムで行われる試合は無料。
西京極球場(わかさスタジアム)での「代表決定戦」のみ有料で一般800円です。
詳しくは「JABA(日本野球連盟)」のHPでチェックしてください。
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